「現在利用中のVoIPでは、スペクターとメルトダウンによる障害が生じるのだろうか?」

インテル (Intel)、AMD、ARMプロセッサに依存しているテレフォニーシステム、SBC、VoIPハードウェアには、セキュリティ上の深刻な脆弱性が存在する


メリーランド州ゲイサーズバーグ発, Jan. 12, 2018 (GLOBE NEWSWIRE) -- キャリヤ、エンタープライズ、産業ネットワーク向けUC、クラウド、IoTのイネーブリングソリューションを製造している米国企業、パットン・エレクトロニクス (Patton Electronics) は、パットンのオペレーティングシステムには、スペクター (Spectre) およびメルトダウン (Meltdown) に対するセキュリティ上の脆弱性が存在しないことを宣言する*。

最近、普及率の高いインテル (Intel)、アドバンスト・マイクロ・デバイス (Advanced Micro Devices、AMD)、およびエイコーンRISCマシン (後のアドバンストRISCマシン (Advanced RISC Machine、ARM)) プロセッサを使用しているデバイスにセキュリティ上の大きな脆弱性が存在することが世界的に報道されている。

スペクターおよびメルトダウンの脅威では、これらのプロセッサに依存していることが多いテレフォニーシステム、セッションボーダーコントローラ (SBC)、その他のタイプのVoIPハードウェアなどの各種ネットワークエレメントにハッカーがアクセスし、大問題を起こす可能性がある。

しかし、一方では良い知らせもある。

スマートノードeSBC (SmartNode eSBC) およびVoIPカスタマー事業所用装置 (CPE) には、そのような悪質な侵害者に対する脆弱性はない。そのため、パットンのスマートノードVoIPを採用している場合は、懸念は不要である。

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パットンのデバイスは、メルトダウンとスペクターのサイドチャネル攻撃に対する脆弱性無し (Patton Devices Not Vulnerable to Meltdown and Spectre side-channels attacks)」

先見の明を持つパットンのエンジニアリングチームは、パットンのオペレーティングシステムで防御壁を導入済みである。この「防御壁」では、悪質なユーザーやサードパーティソフトウェアによるカーネルへのアクセスを阻止している。

スペクトルとメルトダウンのバッグは、パットンが阻止した最新の敵に過ぎず、既にパットンではハートブリード (Heartbleed)シェルショック (Shellshock) バグの脅威から顧客を守ってきた実績を持つ。

スマートノード・デバイスはエンタープライズとサービスプロバイダのネットワーク間における境界を保護している。共通脆弱性・弱点 (CVE) に対してデバイス自体を守るだけでなく、パットンでは音声およびデータの統合ネットワークでも多様なセキュリティ機能を導入している。これらの機能には、公開鍵基盤 (PKI) 採用の暗号化音声/シグナリングTLS/SRTP、アクセスコントロールリスト (ACL) とステートフルインスペクションを使用する内蔵ファイアウォールが含まれている。

* パットンでは同社の製品にスペクターおよびメルトダウンのセキュリティの脅威に対する脆弱性がないことを宣言しているが、サードパーティのネットワークエレメントのセキュリティについては一切主張を行っていない。パットンでは、各製品やシステムのパッチやアップグレードについて、各ベンダーの指示に従うことを推奨している。

報道関係者向け問い合わせ先: グレンドン・フラワーズ (Glendon Flowers) | +1 301 975 1000 | press@patton.com