ベトナムが次代のグローバルブロックチェーンのハブに - 「ベトナム・ブロックチェーン・ウィーク」


ベトナム、ホーチミン発, Jan. 18, 2018 (GLOBE NEWSWIRE) -- ベトナムにおいて、同国初となるブロックチェーンテクノロジーとその開発に関するグローバルカンファレンス、ベトナム・ブロックチェーン・ウィーク (Vietnam Blockchain Week) が開催される。

東南アジアにおけるブロックチェーンの爆発的成長

マレーシアの銀行がブロックチェーン決算システムを試用し、シンガポールのインキュベーター企業が4.0テクノロジーのスタートアップ企業に多額の投資を行い、インドでは土地所有権についてブロックチェーンが使用され、インドネシアの規制当局はテクノロジーサンドボックスを開発中であるなど、東南アジアはブロックチェーンテクノロジーの採用、探索、イノベーションに熱心に取り組んでいる地域として急速にその評価を高めている。ベトナムでは、重要なハブとしての可能性について注目を浴び始めている。

ベトナムに注目する理由

ベトナム初の大規模なブロックチェーンカンファレンスでは、ブロックチェーンのリーダーとしてのベトナムの可能性が注目される。ベトナムは世界で最も急速に成長中の経済の一つであり (年間6~7%)、若者人口が多く (950万人の人口の内40%以上は24歳未満である)、ブロックチェーンやその他の4.0テクノロジーが求められている。2017年に、ベトナム各地の大学がブロックチェーン専門コースを設け、やる気に満ちた卒業生が、将来に目を向けるベトナムのテクノロジー専門家と共に、同国の急速に成長中のテクノジーおよびサービスセクターのためのブロックチェーン主体の革新に取り組んでいる。ベトナム・ブロックチェーン・ウィークでは、地域内外におけるこれらの分野への影響についての話合いが行われる。

ベトナム・ブロックチェーン・ウィークに参加する理由

ベトナム・ブロックチェーン・ウィークは、国内におけるブロックチェーンの大幅な成長や、同業種に携わる企業、機関、組織などを紹介する。キュレーションの行われた独自性の高いパネル2件やプレゼンテーショントラックが用意され、一方は事業・規制機関向け、もう一方は開発者向けとなる。主なトピックはインキュベーションの取り組み、ブロックチェーンがバンキング対象になっていないグローバルサプライチェーン、デジタル決済システムやIoTに与える可能性のある影響などである。レグテック (規制技術) におけるブロックチェーンの役割について解説し、ブロックチェーンの規制、政府とのパートナーシップ、コンプライアンスサービスについても話し合われる。また、ベトナムにおけるブロックチェーン環境の考察にも注目する。

1,500人以上の専門家が集まる同イベントでは、ベトナムや世界各地のブロックチェーンのスタートアップ企業や大企業からのテクノロジー、規制、開発の専門家が、その経験やインサイト、知識などを紹介する。講演者には、香港フィンテック協会 (Hong Kong Fintech Association)NEO、ハイパーレッジャー (Hyperledger)、ベトナム国家決済株式会社 (National Payment Corporation of Vietnam) の重役が含まれる。

ベトナムは、グローバルブロックチェーンコミュニティの最先端に立つことのできる希少な立場にあり、このカンファレンスでは今後のインパクトについての調査の結果が発表される。

本発表関係の写真は、http://www.globenewswire.com/NewsRoom/AttachmentNg/deac5fd7-8b50-450b-a7b7-917c5bfb4a99で入手可能である。


            

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