リチウム･ワークス、バレンス･テクノロジーズを買収

日テキサス州オースティン発 , Feb. 09, 2018 (GLOBE NEWSWIRE) -- リチウムイオン電池とポータブルパワーソリューションを専門にする急速に成長中のグループ、リチウム･ワークス (Lithium Werks B.V.) (www.lithiumwerks.com) は本日、バレンス･テクノロジーズ (Valence Technologies, Inc.) (www.valence.com) の顧客関係、世界各地の製造･営業･販売拠点、バレンス固有のリチウムマグネシウムリン酸鉄の全知的財産権 (IP)、商標、在庫を含めた実質的にすべての資産を買収したことを発表した。IPポートフォリオには、今後の革新的バッテリー技術に向けた高電圧バッテリー素材の特許も含まれている。

米国、欧州、中国に子会社を持つリチウム･ワークスでは、バレンスの高品質モジュールおよびバッテリーマネジメントシステムをエネルギー貯蔵を利用している世界中の顧客に引き続き提供し、さらに新しいフォルムファクタやエネルギーや電力密度が改善されて機能性も拡張された、改良されたバッテリーマネジメントシステムを導入する予定である。

リチウム･ワークスのCEO、社長兼共同創業者であるT･ジョセフ･フィッシャーIII (T. Joseph Fisher III) は「バレンスがもたらす新しいチャンスにより、リチウム･ワークスがお客様にお届けする製品を拡張できることを大変嬉しく思っています。才能豊かな人材、革新的なテクノロジー、世界一流のリチウムバッテリーソリューション、リーダー地位にあるOEM顧客などを揃えた、とても良いマッチです」と述べている。

会長･共同創業者であるナット･H･ニレンデ (Knut H. Nylaende) は「今回はリチウム･ワークス初の取引で、強力なグローバルプレゼンスを直ちに実現することができます」と述べている。ニレンデは、強力な経営陣とグローバルなビジネス機会のある企業のための創業資本提供に特化しているノルウェーのプライベートエクイティグループ、ゼイロンAS (Xeilon AS) のCEOである。ゼイロンがこの取引の資金調達をリードした。

バレンス･テクノロジーズは当初1989年に創業され、リチウムリン酸鉄セル、モジュール、スケーラブルパワーシステムの世界的リーダーとして認められており、長持ちする安全かつ信頼性の高いエネルギーソリューションを提供している。バレンスは、鉛酸バッテリーの代わりになるリチウムリン酸鉄の化学構成を持つバッテリーを導入した初の企業であり、リチウム･ワークスはマテリアルハンドリング、UPS、固定エネルギー貯蔵など、従来鉛酸バッテリーが主体であった業界を変貌させていくことができる。

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