ペーパーカット(PaperCut)、プリントルームとファブラボ機能を搭載したバージョン18.0をリリース

教育、プロフェッショナルサービス、商業セクターでも、特殊プロダクションや3D印刷機能の管理を、使いやすい単一のソリューションにまとめる


オーストラリア・メルボルン発, Feb. 15, 2018 (GLOBE NEWSWIRE) --  グローバルなソフトウェア企業であるペーパーカット(PaperCut)は本日、ペーパーカットMF(PaperCut MF)バージョン18.0ソフトウェアの一般発売を発表した。本バージョンでは、特殊プロダクション印刷や3D印刷の管理を、使いやすい単一のソフトウェアソリューションにまとめている。印刷作業の管理者やオペレーターは、特殊ジョブを簡単に管理することができ、さらに、ジョブ・チケット機能では、ペーパーカット(PaperCut)の強力なコスト管理、セキュリティ、ユーザー認証能力も活用することができる。

今回のアップデートは、教育機関、法律事務所、地方行政、商業組織、病院などの組織内のプリントルームやファブラボをペーパーカット(PaperCut)の印刷管理システムに接続する。ジョブ・チケット機能を使用すると、送信されたレーザーカットやプロトタイプ制作などの特殊印刷や3D印刷ジョブをオペレーターが受諾し、プロダクションプロセスで追跡を行い、要請者にそのステータスを知らせることができるようになる。

ペーパーカット(PaperCut)の共同創業者兼CEO、クリス・ダンス(Chris Dance)は次のように述べている。「これまで、お客様のプリントルームと3Dファブラボなど、一般印刷と特殊印刷のソリューションを繋ぐ接続がなく、時間的、金銭的な負担になっていました。当社では、これらの問題を解決するために、特殊印刷コントロール、セキュリティ、支払いオプションを改善するシンプルなソリューションを生み出しました。」

この機能は、オフィスでの一般的な印刷を管理するために使用されているソフトウェアに組み込まれているため、別途のプロファイルの設定や再認証を行わずに、印刷のリクエストを送信し、その進捗状況を追跡し、オペレーターに質問や送信後の変更などを知らせることができる。こうして、時間がかかりがちなオペレーターの手作業によるプロセス管理を節減でき、サービス導入やより優れたプロダクトの提供にもっと時間を割くことができるようになる。

利用者はこれまで、特殊印刷が必要な場合には、ジョブの作成・管理のために手頃な価格で効率の良いオプションを選択することができず、追跡や管理を手間のかかる手作業で行うか、対象範囲が限られているが高価なソフトウェアを購入して対応していた。

インダストリー・アナリスト社(Industry Analysts, Inc.)の社長、アンディー・スラベツキー(Andy Slawetsky)は次のように述べている。「特に大学などの組織では、5年前までほとんど存在していなかった特殊印刷プロダクションの必要性が高まっています。近年になって需要が急速に高まり、特殊印刷ジョブを、統合された一つのキャパシティで管理・追跡することのアンメットニーズが大きくなっていました。」

バージョン18.0では、統合とワークフローの効率が上がっただけでなく、次のような機能も導入されている。

  • プリントルーム用に追加のソフトウェアパッケージを購入する必要性を削減。
  • 利用者のパーソナル、職場、モバイルデバイスに搭載されているすべてのドキュメントフォーマットやフォントに対応。
  • 利用者の既存のユーザー権限や会計環境を活用し、任意の時点でそのアカウントにジョブの料金を計上することが可能。
  • エンドユーザーは、能率化されたウェブインターフェイスでプリントルームまたは3Dジョブを提出することが可能。
  • プリントルームの利用者が好んでいるテクノロジーに「パーソナルタッチ」を組み込み、オペレーターと利用者の間での直接のコミュニケーションに対応し、注文の進捗状態について一貫したアップデートを提供する。

ペーパーカット(PaperCut)はどのベンダーでも使用できるが、ペーパーカットMF(PaperCut MF)バージョン18.0では、メーカーの進歩に合わせてプラットフォームも進化するよう、多様なMFDデバイスにも対応する追加の埋め込み型ソリューションとアップデートが搭載されている。対応機種や製品仕様について詳しくは、こちらからリリースノートを参照のこと。

入手方法

ペーパーカットMF (PaperCut MF)バージョン18.0は現在、ペーパーカット(PaperCut)の既存および将来の顧客やパートナーに提供中である。価格設定については、プリントルームごとに1つの標準製品としてライセンシングが行われている。教育および商業関係の顧客は、ペーパーカット(PaperCut)の機能として単一価格を特別に利用できる。

ペーパーカット・ソフトウェア(PaperCut Software)について
世界中のあらゆる職場は、印刷のコストや印刷管理の複雑性に悩まされており、ペーパーカット(PaperCut)はこの問題の解決に一つひとつの職場ごとに取り組んできた。ペーパーカット(PaperCut)は1998年以来、175カ国の5千万人ものユーザーが何兆ページもの紙を節約するために役立ってきた。ペーパーカット(PaperCut)を印刷環境に導入すると、ITマネージャは印刷関係の問題を一気に解決することができる。ペーパーカットMF(PaperCut MF)とペーパーカットNG(PaperCut NG)と呼ばれる2つのソフトウェアソリューションは、クロスプラットフォームでどのベンダーの製品にも対応している。そのため、どのプリンタやオペレーティングシステムでも使用することができる。さらに、どちらのソリューションであっても、モビリティ印刷、セキュアな印刷物リリース、情報を満載した報告ツールなどの画期的なテクノロジーが搭載されている。ペーパーカット・ソフトウェア(PaperCut software)では、各種規模・業種の事業に、コントロール、セキュリティ、経済面・環境面の節約の効果をもたらしている。詳細情報については、www.papercut.comを参照のこと。

報道関係者向けの問い合わせ先
モーガン・デュール(Morgann Dulle)
ペーパーカット代理、テンフォールド・コミュニケーションズ(10Fold Communications)
papercut@10fold.com
+1 (479) 586-1377