デンバー発, July 13, 2018 (GLOBE NEWSWIRE) -- 国際肺癌学会 (International Association for the Study of Lung Cancer: IASLC) では、肺癌患者の分子検査の従事者全員が、ベストプラクティスの実施状況を評価し、最終的には分子検査に関する世界的ガイドラインを開発するためのグローバル調査に参加することを奨励している。肺癌の分子検査に関するIASLCのグローバル調査に参加するには、www.iaslc.org/surveyを閲覧のこと。

IASLCのCEOであるフレッド・R・ハーシュ医学博士 (Fred R. Hirsch, MD, PhD) は次のように述べている。「肺癌関係の科学的進歩は極めて高速です。科学的進歩が患者のケアで活用されるようにするには、実施状況と新規の治療法の採用における障壁について理解する必要があります。IASLCは、そのデータを収集し、患者さんのアウトカムを変えるためにそれを活用および流布できるユニークな立場にあります。」

極めて多くのガイドラインにおいて、組織学的な腺癌コンポーネントのある進行非小細胞肺癌 (NSCLC) で、EGFR、ROS1、ALK、BRAFのような発癌性分子ドライバーの検査を行うことが推奨されている。これらの発癌性分子ドライバーを標的とする治療は、これらの患者において質の高い生活を数年間延長できるが、治療を開始するにはドライバーの存在に関する知識が必要である。

専門家がこの調査に参加することは、全地域で分子検査が行われているわけではない理由を含め、肺癌の分子検査の現状と地域の課題や実施の障壁を理解するうえで重要である。IASLCでは、医療従事者および他の関係者が本調査に参加するよう依頼している。調査は、日本語、英語、中国語、ポルトガル語、スペイン語版でアクセス可能である。

肺癌の分子検査に関するIASLCのグローバル調査の結果では、以下のことが行われる。1) 分子検査の現状を把握する、2) 地域的な課題や実施の障壁を明らかにする、3) 世界中の肺癌患者の分子検査の障壁を克服するための将来の戦略の参考にする。主な結果の要約を回答者と共有し、IASLCの公式ジャーナルである「Journal of Thoracic Oncology (胸部腫瘍学ジャーナル) 」に詳細版の報告書を掲載する予定である。回答者は、次回IASLC世界肺癌学会議 (World Conference on Lung Cancer) の無料登録が当たる抽選に登録される。

胸部腫瘍学の進歩のペースを考えると、最新情報の収集および流布は、世界中でアウトカムを改善する上で非常に重要である。IASLCは、全世界的に癌関係の死亡の主要原因である肺癌に関わるすべての人々のためのグローバルリソースとして役立っていくことを重視している。

アストラゼネカ (AstraZeneca) が、この独立したプログラムに対して後援助成金を提供している。

IASLCについて
国際肺癌学会 (IASLC) は、肺癌およびその他の胸部悪性腫瘍の研究に完全に特化した唯一のグローバル組織である。1974年に創立された同学会の会員層には、様々な領域を専門にする100カ国以上の7,500人を超える肺癌専門家が含まれ、グローバルネットワークで協力して全世界で肺癌と胸部癌に取り組んでいる。また、同学会ではすべての胸部悪性腫瘍の予防、検出、診断、治療に関連するトピックを扱う主要教育情報誌、「Journal of Thoracic Oncology (胸部腫瘍学ジャーナル) 」も発行している。詳しくは、www.iaslc.orgを閲覧のこと。

問い合わせ先: IASLC広報マネージャー
ベッキー・バン (Becky Bunn, MSc)
Becky.Bunn@IASLC.org | 720-325-2946