リキネックスとグラフォイドが提携し、業界をリードするメソグラフ (mesograf™) グラフェン系ろ過技術を活用する浄水ソリューション、「ジーピュア」を提供


オタワ (カナダ) 発, Sept. 21, 2018 (GLOBE NEWSWIRE) -- グラフォイド (Grafoid Inc.) は、同社の革新的なグラフェン系ろ過技術であるメソグラフ (MESOGRAF™) を活用する商業規模の水処理ソリューションを提供するために、排水エンジニアリングのニーズの専門企業であるリキネックス (Liquinex) と戦略的パートナーシップを結ぶことを発表した。

清潔な飲料水に対する需要の増加、水資源不足の進行、産業化の急速な進展、および建設活動の増加は、世界中でスケーラブルな水処理ソリューションが必要とされている現実的な要因である。

水処理ソリューションの世界市場は、水の適切な処理と処分に関する各国政府の支援の強化などのその他の要因によっても増強され、2017年から2027年にかけて年間7.4%の複利成長率で成長すると見込まれている1

「ジーピュア (GPURE) 」のグラフェン系ろ過製品は容易に拡張可能であり、濃縮液体を逆浸透 (RO) カートリッジに通すと詰まりやすいために逆浸透の使用が不適切な、例えば飲料の濃縮、原油 / 水混合物の処理、バイオ燃料、工業排水処理などの産業レベルのニッチ用途に理想的である。

従来のろ過材料 (活性炭、ゼオライト、凝集剤など) は、排水中に存在する多種多様な汚染物質の混合物を処理するためには、pHに左右されやすいこと、低い効率性および回収性という一定の制限がある。これとは対照的に、メソグラフ・グラフェンは、表面積と官能基の調整が利く2D材料であり、多種多様な汚染物に対して優れた吸着性とリサイクル性を示す。

グラフォイドのエンジニアリングマネージャーであるキラン・マンガ博士 (Dr. Kiran Manga) は次のように述べている。「当社のメソグラフ表面改質グラフェン誘導体は、織物や皮革産業における有機染料の除去、鉱石処理産業におけるフェノールや重金属イオンの除去など、工業に従事するお客様の特定要件にお応えしています。当社のジーピュア技術は、中性pHと室温で、リアルタイムの工業排水サンプルからフェノール汚染物質の最大99.8%を除去し、また、99%の染料を除去することができます。」

リキネックス・グループ (Liquinex Group Pte Ltd.) のCEOであるバシール・アーマド (Bashir Ahmad) は、グラフォイドとの戦略的パートナーシップが展開の成功に不可欠であることについて、次のように述べている。「効果的な水処理ソリューションでは、グラフォイドのような革新的テクノロジーを広範囲に採用するために、IPIシンガポール (IPI Singapore) のような公共セクターと民間組織の間での強力なパートナーシップとアライメントが不可欠です。グラフォイドとの提携により、さらに力を発揮できるようになり、大きな可能性を期待しています。」

グラフォイドのCEOであるギャリー・エコノモ (Gary Economo) は、リキネックスとのパートナーシップのグローバルな潜在的インパクトについて次のように述べている。「水は、多くの産業プロセスにおいて不可欠であり、経済活動の拡張により工業用水の需要が増大していくのはご存知の通りです。世界中の水処理の将来を確保する上で、当社のジーピュア技術が重要な役割を果たすと確信しています。」

1 https://globenewswire.com/news-release/2018/06/05/1517364/0/en/Water-Treatment-Market-Poised-to-Register-7-4-CAGR-through-2027.html
* 2018
426 (COMTEX経由のmarketresearch.biz

グラフォイドについて

グラフォイド (Grafoid Inc.) は、2011年に設立されたグラフェンの研究開発・投資会社であり、リーダー的地位にある企業や機関のグラフェン開発アプリケーションで使用するために、経済的にスケーラブルなグラフェンを生産するプロセスの市場を管理、開発している。グラフォイドの主要投資では、安全で非破壊的な抽出プロセスを採用し、エコロジーフットプリントを最小限に抑え、応用しやすく欠陥の少ない、高エネルギー密度の少数層グラフェンを生産している。同社独自の完全にユニークなプロセスにより、工業用および商業用の両方の用途に合わせて調整可能な、同社が新たなグローバルスタンダードであると考えている、経済的にスケーラブルな高純度のグラフェン製品、商標名「メソグラフ (MESOGRAF™) 」が生産されている。

リキネックスについて

リキネックス (Liquinex) はシンガポールに所在する世界的な製造、設計、エンジニアリング会社であり、工業用および地方自治体の水浄化や汚染除去のための水処理システムの製造において次世代のグラフェン系フィルタ、セラミック膜、独自のメンブレンクリーニング技術を使用している。リキネックスは特殊な工業用冷却塔 / 冷却水処理システムに関する登録特許を持ち、革新的な環境エンジニアリング、サービス、浄化システムを提供している。シンガポール、マレーシア、ラオス、インドネシアなどのアジア全域で設置に成功しているリキネックスは、飲料水としての使用、再利用、放出、規制水準準拠などの目的で、河川、地下水 (井戸)、および工業廃水を含めたその他さまざまな水源を処理して重金属を除去するために、最先端の水処理ソリューションシステムの商業化を進めている。リキネックスは、重量が30kg未満、バッテリーまたはソーラー作動の最先端の小型浄水システムを開発した。この装置は1時間に500リットルを生産することができ、どの航空会社でも標準の手荷物としてチェックインして輸送可能である。

問い合わせ先

グラフォイド (Grafoid Inc.)
創業パートナー兼最高経営責任者
ギャリー・エコノモ (Gary Economo)
613-447-8521
geconomo@grafoid.com
www.grafoid.com