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Source: VistaJet Ltd

ビスタジェット、業界初の「空のワイン」グローバルプログラムを立ち上げ

プライベート航空会社のリーディングカンパニーであるビスタジェットは、エキスパートが発掘したワイン、シグネチャワイン、ワインクラブ、空のワインテイスティング、キュレーション付きツアーの企画など、空の旅でのワインを再定義している

ロンドン, Dec. 07, 2018 (GLOBE NEWSWIRE) -- 世界初かつ唯一のグローバル航空会社であるビスタジェット (VistaJet) は本日、同社の機内および世界各地においてワインの世界の経験を深めることを目的とする、ワインのもっとも広範で魅力的な体験である「ビスタジェット・ワイン・プログラム (VistaJet Wine Program) 」の立ち上げを発表した。

ビスタジェットの創業者・会長であるトマス・フロール (Thomas Flohr) は、3,000本を超えるワインセラーを有し、特にブルゴーニュを好む熱心なワインコレクターであり投資家である。フロールは次のように述べている。「空の上でもレストランと同じようにワインを楽しめるべきですが、これまでこれを世界規模で提供できる会社は皆無でした。そこで当社では、メンバーの方々に一貫したサービスと品質をお届けするために、ワインテイスティング、ワインコレクション、ワインについての啓蒙などを、いつでもどこでもお楽しみいただき、空の旅でも最高のワインを味わっていただくために、初のグローバルプログラムを立ち上げました。」

ワインを味わう喜びの多くは、ワインのニュアンスを理解することであるが、高度、客室の気圧、空気などの関係から、フライトに適したワインを選ぶのは容易ではない。「ビスタジェット・ワイン・プログラム」の開発には、マルケージ・アンティノリ (Marchesi Antinori)、ロートシルト (ラフィット) (Rothschild (Lafite))、カ・デル・ボスコ (Ca’ del Bosco)、アルテミス・ドメイン (Artemis Domaines) などから世界有数のワイン専門家を迎え、世界各地から集めた様々なワインを上空で試飲・比較した。地上と上空で試飲することにより、専門家たちは客室内の環境によって味覚と嗅覚がもっとも大きく影響されること、および加圧された客室内でそれらがどのように相互作用するかについての理解を深めた。気圧および湿度が低いため、香りを感じ取る嗅覚が鈍り、液体の30倍もの香りを持つスパークリングワインの泡はグラス内部に付着する傾向があり、フルーティな味が弱まり、逆に苦さやスパイシーな味はあまり変わらないことが判明した。

オックスフォード大学 (Oxford University) のチャールズ・スペンス教授 (Professor Charles Spence) は、口内の味覚だけでなく、民間航空機での飛行中にはバックグラウンドノイズも嗅覚と味覚に悪影響を及ぼすことを報告している。しかし、ビジネスジェット機では、一般の民間機と比べて客室内の雑音が35デシベル低いため、自宅の環境を再現しやすく、心理的影響を最小限に抑えることができる。ビスタジェットの機材であるグローバル6000 (Global 6000) は高度45,000フィートでの飛行時にも4,500フィート相当の気圧を維持するため、空の旅での感覚への影響はさほど顕著ではない。

クロ・ド・タール (Clos de Tart) やシャトー・スミス・オー・ラフィット (Château Smith Haut Lafitte) などの最高級ブドウ園を数か所巡った思い出深い「ワイン・フライト」の経験から学んだことは、ビスタジェット・ワイン・プログラムの開発で重要な役割を果たした。

ビスタジェット・ワイン・プログラムは、次のような要素で構成されている。

The Wine in the Sky Questionnaire

ビスタジェットは、ソフィア・コッポラ (Sofia Coppola)、アンドレア・ボチェッリ (Andrea Bocelli)、ジェニー・チョー・リー (Jeannie Cho Lee)、ダニエル・ブールー (Daniel Boulud) などの著名なワイン愛好家や評論家に、世界中を旅するときのワインテイスティング、サービング、輸送について考察や提案を提唱する「The Wine in the Sky Questionnaire (空のワインのアンケート) 」への寄稿を依頼した。高級書籍出版社であるアスリーヌ (Assouline) とのコラボレーションにより上梓される同書籍は、空の旅がもたらす感覚の差異を考慮して最適なワインを選ぶ方法についてアドバイスしている。The Wine in the Sky Questionnaireは、12月6日からウェブサイト (Assouline.com) で予約注文受付を開始し、12月中旬から店頭販売が開始される。

シグネチャ・ワインリスト

ビスタジェットの利用者は、世界を代表するブドウ園からトマス・フロール自身が厳選した、上空で最高の味を発揮できるワインを集めた「シグネチャ・ワインリスト (Signature Wine List) 」を楽しむことができる。このワインリストには、エレガントでピュアな香りのルイナール・シャンパーニュ (Ruinart Champagne) などの素晴らしいクラシック、熟成した濃厚でスムーズなシャトー・パプ・クレマン (Château Pape Clément)、ラズベリーのノートが際立つペサック・レオニャン (Pessac Léognan)、フレッシュでありながら後味の残る個性的でほどよい酸味を持つガヤ・ロッシィ・バス・シャルドネ (Gaja, Rossj Bass Chardonnay) などが含まれる。

ビスタジェット・ワイン・クラブ

「ビスタジェット・ワイン・クラブ (VistaJet Wine Club) 」は、同社独自の提案にワインを発見する喜びも追加するよう、2カ月に1回世界中の生産者やブドウ品種から厳選されたワインが2本届き、年間12本のワインを楽しみ、ワインの世界を探索できる。この体験をさらに高めるために、WSETレベル2のトレーニングを受けているビスタジェットの客室乗務員は、葡萄品種の特性を評価し、試飲カードにメモを取るブラインドテイスティングも企画する。

詳細なリストは「ビスタジェット・プログラム (VistaJet Program) 」のメンバーに年間を通して通知されるが、無限に繊細で複雑なアルベール・ビショー (Albert Bichot) のコルトン・シャルルマーニュ・グラン・クリュ2015年 (2015 Corton-Charlemagne Grand Cru)、辛さのある酸味と超微細なペルラージュを誇るカ・デル・ボスコ・キュヴェ・アンナマリア・クレメンティ2009年 (2009 Ca’ del Bosco Cuvée Annamaria Clementi)、マルケージ・アンティノリ (Marchesi Antinori) の個性的でしっかりしたタンニンの豊かなフルボディを持つソライア2013年 (2013 Solaia) などの最高級ワインが満載されている。

ワイン・ツアー

世界的な網羅を実現しているビスタジェットは、ビスタジェット会長室 (VistaJet Chairman’s Office) を通じて、世界一流のワインメーカーやワインクラブに特別なアクセスや紹介を行っている。グローバルな「ワイン・ツアー (Wine Tour) 」では、世界一周ワインツアーや、一流ブドウ園やワイン産地の個人ツアー、ワインオークションや最高級ワインのトレーダーやコレクター向けのイベント参加もリクエストできる。

ビスタジェットのワイン・ツアーには、マルケージ・アンティノリのパラッツォ・アンティノリで同社一家とディナーを共にし、同社のプライベートコレクションのワインテイスティング、トスカーナやウンブリア地方にある同社の歴史豊かなブドウ園をヘリコプターで訪問したり、一家の地所にある最高級ゲストハウスに滞在したりする、マルケージ・アンティノリ主催の3日間のエクスペリエンスなどが含まれている。

ワールド・オブ・ワイン・コンシェルジュ

「ワールド・オブ・ワイン・コンシェルジュ (The World of Wine Concierge) 」は、フライト前および目的地到着後に、訪問先地域のワインやブドウ園を発見するために役立つテイスティングアドバイスを提供する。また、コンシェルジュは、特別な記念日のために歴史的な重要性を持つヴィンテージワインを入手したり、アン・プリムールやオークションでの購入についてのパーソナライズされたアドバイスを提供したり、世界中での安全なワイン輸送の手配なども支援できる。メンバーは北米、欧州、アジアの各国の専門家からなるグローバルネットワークからアドバイスを求めることができる。

www.vistajet.com/wine

詳細情報についての問い合わせ先
ビスタジェット (VistaJet) | ジェニファー・ファーカー (Jennifer Farquhar) | TEL: +44 203 617 3077 | jennifer.farquhar@vistajet.com

ビスタジェットについて

ビスタジェット (VistaJet) は世界初かつ唯一のグローバル航空会社である。銀色に赤線を配したビジネスジェット70機以上を保有機材とする同社は、法人顧客、各国政府顧客、個人顧客を世界187カ国間で輸送し、世界の96%の地域を網羅している。2004年にトマス・フロール (Thomas Flohr) が創業した同社は、航空機所有に関連する責任やアセットリスクを伴わずに、同社フリートの全機材にアクセス可能でありながら、利用時間のみに対して料金を支払うという画期的なビジネスモデルを開拓した。ビスタジェットの代表的プログラム、「プログラム (Program) 」のメンバーシップでは、中距離・長距離ジェット機のフライト時間を購入すれば、いつでもどこでもフライトを利用できる。業界初のエンドツーエンドの予約アプリまたは24時間年中無休のグローバルチーム経由で、1回のみの直行のフライトを要請することも可能である。

ビスタジェットの詳細情報やニュースについては、vistajet.comを閲覧されたい。

本発表に付随する写真は以下から入手可能である。

http://www.globenewswire.com/NewsRoom/AttachmentNg/55a3aaeb-374c-47a8-b7cc-634eab0e93eb

http://www.globenewswire.com/NewsRoom/AttachmentNg/cee54f04-33ea-47bd-8756-38ef2d36826b

http://www.globenewswire.com/NewsRoom/AttachmentNg/ec6152b2-9c29-4e76-819e-1b1084b67870

http://www.globenewswire.com/NewsRoom/AttachmentNg/0be26e2a-0374-4caa-8461-09f9aebb2b05