アトランタ発, Sept. 12, 2022 (GLOBE NEWSWIRE) -- 港湾およびターミナルのオペレーティングシステムと運送業者および船舶技術ソリューションの大手グローバルプロバイダーであるネイヴィス (Navis)は本日、タンジュンペレパス港 (Port of Tanjung Pelepas)が、ゴムタイヤ式ガントリークレーンのフリートの利用を最適化し、TEU処理コストを削減するためのNavis RTG Optimizationの導入に成功したことを発表した。RTG Optimizationは、複数の動的なビジネスルールと複雑な運用上の制約を処理して、実行決定を自動化し、クレーンの生産性を高めて運用効率を向上させる。
世界で最も利用数の多いコンテナ港の1つであり、年間1,250万TEUの処理能力を持つマレーシア最大のコンテナターミナルであるタンジュンペレパス港は、現場でのコンテナ積載を管理する172台のゴムタイヤ式ガントリークレーンを含む最先端の施設を運営している。タンジュンペレパス港は、MMCコーポレーション (MMC Corporation) と、世界をリードする港湾グループであるAPMターミナルズ (APM Terminals) とのジョイントベンチャーであるタンジュンペレパス港は、Navis RTG Optimizationを実装した最初のAPMターミナルズによるターミナルの1つである。
ネイヴィスのCEOである、カーク・ナフ (Kirk Knauff) は次のように述べている。「タンジュンペレパス港およびAPMターミナルズと提携して、彼らのビジネス目標をサポートできることを嬉しく思います。RTG Optimizationは、お客様に新しい価値をもたらすために実行プラットフォームで推進しているイノベーションの一例です」
ターミナルオペレーティングシステムの主要なグローバルプロバイダーであるネイヴィスの深いドメイン知識、実装の俊敏性、パートナーシップの容易さにより、タンジュンペレパス港でのRTG Optimizationの実装と引渡は成功を収めた。
タンジュンペレパス港の最高経営責任者であるマルコ・ニールセン (Marco Neelsen) は、次のように述べている。「海運業界全体において、デジタル化と自動化の移行は加速しています。効率的で持続可能な運営とビジネスの競争力を確保するために、タンジュンペレパス港のESGアジェンダとデジタル戦略ロードマップに沿った資産とインフラストラクチャに積極的に投資してきました。タンジュンペレパス港はこの旅を続け、顧客、株主、その他の利害関係者のために持続可能な価値をさらに創造することを約束します」
タンジュンペレパス港の最高執行責任者であるジョー・スコフィールド (Joe Schofield) は、次のように述べている。「デジタル化は未来の道であり、私たちの目標は、テクノロジーを駆使して、従業員にとってより安全な作業環境を構築すると同時に、効率、生産性、顧客体験を向上させることです。
マレーシアで最初に1ヵ月で100万TEUの処理マークを超えるという私たちの最近の成果は、ヤード内のすべてのRTGとターミナルでの今後の仕事の可視性が、どのように向上し、戦略的な行動を取ることができるかを示す良い例であり、効率性、クレーンの生産性、トラックのターンアラウンドタイムを向上させます。これは同時に、当社の従業員に高度なツールを、そしてお客様にクラス最高のサービスを提供し続けることを意味します」
ネイヴィス (Navis, LP)について
主要な港およびターミナルのオペレーティングシステムであり、運送業者および船舶技術ソリューションのプロバイダーであるネイヴィスは、業界のベストプラクティスを革新的な技術および世界クラスのサービスと組み合わせて、貨物の種類に関係なく、顧客のパフォーマンス最大化およびリスク軽減をサポートする。運用最適化への総合的なアプローチを通じて、ネイヴィスの顧客は、可視性、速度、および測定可能なビジネス結果の向上というメリットを享受することが可能である。ターミナルを介して貨物を追跡する、船舶の安全性と貨物容量を改善する、鉄道網計画と資産利用を最適化する、機器操作を自動化する、または統合された一元化されたソリューションを介して複数のターミナルを管理するなど、ネイヴィスはすべての顧客が業務を合理化できるようサポートする。
タンジュンペレパス港について
タンジュンペレパス港 (PTP) は、マレーシア最大のコンテナターミナルである。 同港は、信頼性が高く、効率的で高度なサービスを主要な海運会社や輸送業者に提供し、マレーシアおよび海外の荷送人に世界市場への広範なコネクティビティを提供している。
タンジュンペレパス港は、主要な公益事業およびインフラストラクチャ グループであるMMCコーポレーションベルハッド (MMC Corporation Berhad) (70%) と、62ヵ国にグローバルポートネットワークを持つ主要なグローバルポートグループであるAPMターミナルズ (APM Terminals) (30%) とのジョイントベンチャーである。
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