ラスベガス, Jan. 09, 2018 (GLOBE NEWSWIRE) -- 「CES 2018」ベネチアンボールルーム発 -- スマートホームIoT用のインテリジェントなシステムオンチップ （SoC）ソリューションのリーディングプロバイダーであるシグマ･デザインズ （Sigma Designs®、NASDAQ:SIGM）は本日、エネルギー効率、RF性能に関連する性能･技術的改善を多数盛り込み、同時に費用対効果に優れ、コンテキストを反映するスマートホームを駆動する新しい「700シリーズ （700-Series）」（Z- Wave）プラットフォームを発表した。
Z- Wave 700シリーズは長距離･低電力で、将来も引き続き長期的に対応できるハードウェアプラットフォームであり、ソフトウェアツールやビルディングブロックが組み込まれ、新世代のZ- Waveセンサーデバイスを実現させる。700シリーズは電池式デバイスのトレンドを促進し、人工知能や機械学習システムによるセンサーデータ使用を促し、スマートホームをよりスマートにすると同時に安全性も向上させ、接続性をより高めている。
シグマ･デザインズ（Sigma Designs）のZ- Waveビジネス･ユニット担当バイスプレジデント、ラウル･ウィーガガングス （Raoul Wijgergangs）氏は次のように述べている。「シグマのZ- Wave 700シリーズチップは、スマートホームを全面的に変革します。今日の技術的障壁を数多く解決し、同時に極めて柔軟性と相互動作性の高いプラットフォームとして役立ち、スマートホームの機能性を新水準に高めます。700シリーズは以前に不可能だったタイプのセンサーを導入する機会をもたらし、既存のデバイスカテゴリーも大幅に改善します。700シリーズは家庭で全面的な設置を実現するために役立ち、Z- Waveデバイスが各家庭につき数十個の時代から、数百個の時代へと展開させます。新しいプラットフォームは、単なるスマートホームではなく、真のインテリジェントホームを実現する環境を作り出します。」
700シリーズのプラットフォームの主な特長
- 低電力: 700シリーズはベストインクラスの低電力無線機能を備え、コイン型電池の寿命が数年間に延び、センサーの寿命は10年を超えている。
- 長距離対応: 700シリーズプラットフォームは300フィート （約100メートル）以上の長距離に対応し、複数階の家屋や庭の奥など隅々まで行き届く。
- 低コストで、市場化までの所要時間を短縮: 700シリーズは、低コストのデベロッパーキット、ツール、認定済みの既製リファレンスコードを活用して迅速に開発が進められるため、試作品から認定品までの所要時間を最小限に抑えられる。
- 高性能: パワフルなARM®ベースのプラットフォームで大容量メモリをチップや多くの周辺機器に搭載し、高速かつエネルギー効率の良い電算機能と最先端のインテリジェンスを1秒未満で安全に組み込むことが可能である。
- 相互動作性を認定済み、後位互換性: 700シリーズデバイスでは、Z- Wave「セキュリティ2 （Security 2、S2）」フレームワークを駆使してスマートホームで最高水準のセキュリティを実現し、Z- Wave「スマートスタート （SmartStart）」で一貫した簡単なインストールが可能である。
700シリーズZ- Waveプラットフォームでは、エネルギー効率に優れた長距離対応のワイヤレスコミュニケーションを備え、ホームセンサーで現在の限度を超えた境地を切り開き、スマートホームを庭や車寄せの隅々や家屋の複数階もシームレスに拡張できるようになる。電力消費量が極めて低いため、新しい小型フォルムファクタのZ- Waveセンサーを家具や窓、乾式工法の壁の裏などの新しい場所に埋め込むことが可能である。
700シリーズのプラットフォームは、引き続きS2やスマートスタートなどの中核的Z- Wave機能を活用し、それらを中心に展開される。既存･新規のセキュリティ機能を組み合わせるシグマ･セキュリティ2 （S2）アーキテクチャにより、Z- Waveがグローバル市場で最も安全でセキュアなスマートデバイスの地位を保つことになる。スマートスタートは、即時にデバイスのインストールに成功させるために、Z- Waveネットワークを自動的に作成･設定する容易な方法である。新しいZ- Waveのプロトコルとゲートウェイソフトウェアレイヤーで構成されるスマートスタートは、家庭に届く前にネットワークでデバイスを事前設定し、インストールの所要時間を劇的に削減することでコスト節減を実現し、設置業者の投資対効果 （ROI）を改善し、住宅オーナーが自分で設置する際の難点も解決する。
シグマ･デザインズ（Sigma Designs）について
シグマ･デザインズ社 （Sigma Designs, Inc.、NASDAQ:SIGM）は、スマートホームのインテグレーション実現における世界的リーダーである。同社は世界中の主要インターネット接続型スマートテレビプラットフォームおよびスマートホームデバイス向けモノのインターネット （IoT）の基盤として機能し、根幹的となる半導体テクノロジーの設計･構築に従事している。シグマ･デザインズ（Sigma Designs）について詳しくは、www.sigmadesigns.comを参照のこと。
Z- Waveについて
Z- Waveテクノロジーは、国際的に認められているオープンITU標準 （G.9959）である。現在利用可能なワイヤレスホームコントロールテクノロジーのリーダー的立場にあり、対応認定製品数は全世界で2,400件以上にのぼる。Z- Waveアライアンスが代表し、世界各国700社以上からサポートを受けている同規格は、ホームセーフティ、セキュリティ、エネルギー、ホスピタリティ、オフィスや軽工業用途のためのスマートリビングソリューションの主要イネーブラーである。Z- Wave®は米国およびその他諸国における、シグマ･デザインズ（Sigma Designs）およびその子会社の登録商標である。
セーフハーバーについての記述
本プレスリリースには、1933年米国証券法セクション27Aの定義および1934年証券取引所法セクション21Eの定義における将来の見通しに関する記述が含まれており、そこには特にシグマの700シリーズチップセットを含めたシグマの製品やソリューションで予想されている機能、効果、能力、性能についての記載も含まれる。シグマの700シリーズチップセットの採用速度、700シリーズチップセットおよびその他の製品を展開させターゲット市場における受入を達成するシグマの能力、テクノロジーの変化、証券取引委員会に提出されるフォーム10-Kに記載される年次報告書を含めたシグマによるSEC報告書に随時詳細が記載されるその他のリスクが含まれるがそれだけには限定されない要因のために、実際の結果では重大な違いが生じる場合がある。本プレスリリースの読者は、本書作成時点の状況のみを述べているこれらの将来の見通しについての記述に重点を置きすぎるべきではない。シグマは、本書の日付以降に生じる出来事や状況または予想外の出来事を反映させるためにこれらの将来の見通しの見直しをしたその結果について公開またはその他開示する義務を負わない。
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