「ドッグ・ミート・フリー・インドネシア (Dog Meat Free Indonesia) 」: 犬や猫が撲殺されたり生きたまま火であぶられたりする、インドネシアの「エクストリーム」市場における動物虐待

動物と公衆衛生を守るために、直ちに対処するよう政府に呼びかけ


ロンドン発, Jan. 25, 2018 (GLOBE NEWSWIRE) -- インドネシア政府に対して、毎週何千匹もの犬や猫を公衆の目前で撲殺したり、生きたまま火であぶったり、食用として屠殺したりしている残酷な市場を閉鎖するよう呼びかける。

インドネシアには生きている動物を扱っている200カ所の市場があるが、「ドッグ・ミート・フリー・インドネシア (Dog Meat-Free Indonesia、DMFI、犬肉のないインドネシア) 」連合のキャンペーン賛同者は、動物たちの恐ろしい苦痛について世間に知らせるために、その中でも特に悪名高い2カ所の市場、北スラウェシのトモホン「エクストリーム」市場 (Tomohon "Extreme" Market) 」とランゴワン市場 (Langowan Market) で撮影を行った。生きている犬や猫が檻の中で震え、次々に頭を打撃されて苦痛に叫んでいる。

ドッグ・ミート・フリー・インドネシアのキャンペーンコーディネーター、ローラ・ウェバー (Lola Webber) は次のように述べている。「地獄を歩いているようでした。犬たちは、他の犬たちが殺されるのを見ながら、檻の中で抱き合いながら震えて自分の番を待っていました。犬たちの目には恐怖が明らかに浮かんでおり、棍棒で叩き殺される音、苦痛の叫び、毛や肉が燃える臭いはあまりにも残酷で、忘れられません。」

写真や動画をダウンロード: https://www.dogmeatfreeindonesia.org/resources/extreme-markets

北スラウェシの市場では毎週何千匹もの犬や猫が殺されており、その多くは盗まれたペットや飼い犬である。そ80%は他の地方からこの地方に持ち込まれているが、インドネシアの狂犬病予防法では、地域間での犬の移動は違法とされている。健康状態が不明な多数の動物が人口密度の高い地域に移動することは、世界保健機関 (WHO) などによる狂犬病撲滅の推奨に反している。

インドネシアは、世界各国からの旅行者への依存度が高い。主にシンガポール (160万人)、マレーシア (150万人)、欧州 (150万人)、中国 (130万人)、オーストラリア (100万人) を含めた年間1000万人の観光客がインドネシアを訪れている。また、英国、北米、インド、ニュージーランドからの観光客も多い。DMFI連合では、この残酷な商売を全面的に禁止する運動に加わるよう呼びかけている。

アニマル・フレンズ・ヨグヤ (Animal Friends Jogja) のボビー・フェルナンド (Bobby Fernando) は次のように述べている。「ほとんどのインドネシア人は犬や猫を食べていません。このような極度の残酷な行動は、世界における私たちの評判を落としています。観光局では「素晴らしいインドネシア」というスローガンを掲げていますが、恐怖に震えている血まみれの犬たちがいる限り、このスローガンはあまりにも空々しいと思います。」

インドネシア政府に手紙を書き、www.dogmeatfreeindonesia.orgで同キャンペーンの請願書に署名

写真や動画をダウンロード: https://www.dogmeatfreeindonesia.org/resources/extreme-markets

問い合わせ先

  • ローラ・ウェバー (Lola Webber) (インドネシア、バリ): Lolawebber@changeforanimals.org
  • ウェンディー・ヒギンズ (Wendy Higgins) (英国): whiggins@hsi.org

本発表関係の写真は、http://www.globenewswire.com/NewsRoom/AttachmentNg/961d23ee-b24a-414c-82cb-007207d4ba49から入手可能である。

写真の表題: インドネシアの動物市場で、殺されるのを待つ檻の中の犬たち