インビボスクライブ、ベイルートの地域的「センターオブエクセレンス」参考検査機関において専門的遺伝子パネルを提供することを発表


サンディエゴ発 , May 10, 2018 (GLOBE NEWSWIRE) -- オンコロジーおよび個別化分子医学のグローバルな精密診断企業であるインビボスクライブ・テクノロジーズ (Invivoscribe Technologies, Inc.) は、レバノンのベイルート・アメリカン大学メディカルセンター (American University of Beirut Medical Center: AUBMC) との提携により新しいセンターオブエクセレンスを設立することを発表した。同施設では、白血病やリンパ腫を含めたすべての血液疾患を検査する、中東地域における国際サービス検査機関として機能する。このパートナーシップにより、ベイルート・アメリカン大学メディカルセンターでは、米国、日本、ドイツのインビボスクライブのラボPMM (LabPMM) 臨床検査施設が提供している高品質で信頼性の高い標準化された検査とバイオインフォマティクス・ツールを、中東の製薬および臨床パートナーに提供することができるようになる。また、同センターの設立により、治療中の患者の臨床試験組み入れおよび追跡のために重要となる、より迅速な対応にも役立つ。

CAPの認定を受けたベイルート・アメリカン大学メディカルセンターの分子診断検査機関 (Molecular Diagnostics Laboratory) におけるセンターオブエクセレンスは、中東地域で利用可能な診断サービスの範囲を拡大し、ISO 13485認定施設で設計・製造される包括的な一連の新しい検査を導入する。ここでの最も重要な展開は、このパートナーシップを通じて、マイAML (MyAML®)、マイHeme (MyHeme®)、マイMRD (MyMRD®) を含めたインビボスクライブの専門的な次世代シーケンシング (NGS) 遺伝子パネル検査が中東で利用可能になることである。これらの検査は、血液学的疾患を有する患者におけるプライマリードライバー変異およびそのサブクローナル構造、ならびに新規のドライバー変異の出現を同定および追跡する。その他の利用可能な試験には、クローン性、最小残存疾患 (MRD)、および体細胞超変異検査のためのアイデンティクローン (IdentiClone®) およびリンパトラックDxアッセイ (LymphoTrack® Dx Assays) の包括的なメニューが含まれる。このセンターオブエクセレンスは、検査サービスの国際標準化に役立ち、世界中のメディカルセンターでインビボスクライブの独自のアッセイおよびバイオインフォマティクスへの前例のないアクセスを可能にするように予定されている多数のセンターの第1号である。

インビボスクライブについて

インビボスクライブ・テクノロジーズ (Invivoscribe Technologies, Inc.) は、個別化分子診断 (personalized molecular diagnostics) および個別化分子医学 (personalized molecular medicine) の分野を促進するために、高品質で信頼性の高い標準化された試薬、検査、バイオインフォマティクス・ツールを提供することで世界の医療の質を改善することに特化している株式非公開のバイオテクノロジー企業である。インビボスクライブのPCRおよびNGSベースの検査、試薬、バイオインフォマティクス・ツールは、現在160ヶ国700以上の臨床および研究検査機関で使用されている。インビボスクライブは現在北米、欧州、アジアに臨床検査機関を構え、統一化されたCLIA、CAP、ISO 15189の認定を受けた臨床検査および委託研究機関 (CRO) サービスに、国際的なアクセスを提供している。コンパニオン診断の開発および商用化において、グローバルな製薬企業とのパートナーシップの成功実績を豊かに有している。国際的リーダーであるインビボスクライブでは多年にわたり品質管理制度の価値を重視し、ISO 13485設計監理を順守するバイオインフォマティクス・ソフトウェアを含めた各種IVD製品を開発しており、世界各国の規制機関で登録申請が可能である。

詳細情報については、www.invivoscribe.comを参照されたい。

AUBMCの病理・検査医学部について

現在、病理・検査医学部 (Department of Pathology and Laboratory Medicine) は3,500平方メートルの面積を占有し、臨床血液学、臨床化学、臨床微生物学、生化学遺伝学、フローサイトメトリー、細胞遺伝学、分子診断、外科病理、細胞学、免疫組織化学、神経筋、血液バンク、ドナー管理および幹細胞調製の14の実験室ユニットや分野で約400機の機器を運転している。500件以上の検査を網羅するラボラトリーメニューを提供し、主要な病理学および検査医学の全専門分野に対応している。現在、高度に熟練した専門人員とスタッフのチームにより、ラボラトリーの各ユニットでは、臨床検査の最高の国際基準に準じて、年間2,400,000件以上の有料検査が行われている。すべての専門人員は米国で訓練を受けており、ほとんどはアメリカ病理学会 (American Board of Pathology) により専門分野の認定を受けている。部門は米国病理学会 (CAP: College of American Pathologists) の認定を受け、国際共同委員会 (Joint Commission International: JCI) の基準に適合している。

ベイルート・アメリカン大学メディカルセンター (American University of Beirut Medical Center: AUBMC) について

AUBMCは1902年以来、レバノンとその周辺地域の患者に最高水準のケアを提供してきた。1867年創立のAUBのメディカルセンターはまた、数世代にわたって医学生や医師の訓練を行ってきた大学病院でもあり、卒業生は世界中の主要な医療機関で活躍している。AUBMCは、中東においてJCI、マグネット (Magnet)、CAP、ACGME-I、JACIEの5つの国際認定を取得した唯一の医療機関であり、患者中心のケア、看護、病理学 / 検査サービス、大学卒業後の医学教育の優れた基準を証明している。

同医学部を卒業した医学生や医師は4,000人以上にのぼり、ラフィック・ハリリ看護学部 (Rafic Hariri School of Nursing) では看護師に優れた教育を提供している。メディカルセンターは毎年36万人以上の患者の医療に対応している。

問い合わせ先
ケビン・ドビンズ (Kevin Dobyns)
858-224-6600