クロッカス・テクノロジー、業界初のTMR非接触型、コアレス、ゼロロス、超小型電流センサー発表

磁気コンセントレーターやシールドが不要で、電力監視用途で高い絶縁、分解能、精度の測定を実現するXtremeSense™ TMRに基づくCT220非接触型電流センサー


カリフォルニア州サンタクララ発, Aug. 14, 2020 (GLOBE NEWSWIRE) -- ンネル磁気抵抗 (TMR: Tunnel Magneto-Resistance) 効果を利用した画期的なXtremeSense™センサーの主要サプライヤーであるクロッカス・テクノロジー (Crocus Technology Inc.) は本日、非接触型電流センサーCT220を発表した。このセンサーは、多数の電流検出用途に対応する超小型製品で、高い直線性と分解能、広ダイナミックレンジを実現する。CT220は、CT110およびCT100などのクロッカスの電流検出製品ファミリーの最新製品である。

CT220は、クロッカスの特許取得済みXtremeSense TMR 1Dテクノロジーを搭載しており、ACまたはDC電流のわずかな変化を検出できる一方、通常の総合出力誤差はクラス最高の0.5%を達成する。CT220は、磁界動作範囲1.5 mT〜15 mTで、5 mAから1000アンペアを超える電流を検出できる。CT220の消費電力は約1.2 mA、サンプリング周波数は200 kHzである。また、電源電圧範囲2.7 V〜5.5 Vに対応するレシオメトリックアナログ出力も備えている。

「CT220は、クロッカス最先端のXtremeSense TMRテクノロジーを活用して、極めて高感度の革新的な非接触型電流検出ソリューションを実現しています。この製品を使うと、低電流での分解能を犠牲にすることなく、広い範囲で電流を安全に検出できます。CT220はゼロロス装置で、ドローンやIoTデバイスなどのバッテリー駆動用途で極めて低電力の電流監視を可能にします。この超小型センサーは、電力監視が必要な場所どこにでも配置でき、システム設計者に究極の柔軟性を提供します。」と、クロッカス・テクノロジー社長兼CEOのザック・デイリ (Zack Deiri) は述べている。   「コアレスで非接触型のCT220は、ソーラーおよび電力インバーター、電源装置、バッテリー管理システム、白物家電、産業用電化製品、および配電ユニット (PDU) など、多数の用途に対応します。大型のトランス、低い感度と分解能のホール置き型電流センサー、絶縁と温度の安定性が必要なシャントベースのアプリケーションに代わる理想的な製品です。」

CT220は、5ピンSOT23パッケージで供給される。サンプルと評価ボードは現在入手可能で、2020年9月に生産体制に入る。

クロッカス・テクノロジーについて

クロッカス・テクノロジー (Crocus Technology) は、同社の特許取得済みセンサーテクノロジーであるXtremeSense TMRに基づいて、最先端の電磁センサーを開発、製造している。クロッカスの画期的な電磁センサーテクノロジーは、高い精度と分解能、安定した温度パフォーマンス、低電力消費が求められるIoT、スマートデバイス、産業、消費者、医療、自動車エレクトロニクスなどの用途に利用され、飛躍的な進歩をもたらしている。同社はカリフォルニア州サンタクララに本社を構える。詳しくは、http://www.crocus-technology.comを閲覧されたい。

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