ゼナス・バイオファーマ (Zenas BioPharma)、中国において甲状腺眼症治療薬「ZB001」の新薬臨床試験開始届を提出


マサチューセッツ州ウォルサムおよび中国上海発 , May 16, 2022 (GLOBE NEWSWIRE) -- グローバルなバイオ製薬会社であり、必要とされる免疫ベースの治療法の開発と提供におけるリーダーを目指すゼナス・バイオファーマ (Zenas BioPharma) は本日、甲状腺眼症 (TED) 治療薬としてZB001の第1/2相臨床試験開始のための新薬臨床試験開始届 (IND) を中国国家薬品監督管理局 (NMPA) に提出したことを発表した。この試験はZB001の安全性、忍容性、薬物動態、予備的な効果を評価するためのものである。

「ZB001のINDをNMPAに提出したことは、Zenasの大きなマイルストーンです」と、Zenasの最高経営責任者 (Chief Executive Officer) であるホァ・ミウ医学博士 (Hua Mu, MD, PhD) 医学博士は述べている。「現在、中国においてはTED患者さんへの、承認済みの治療法がありません。治療オプションには制約があり、また高用量のステロイドが処方されることが多く、これは深刻な副反応または外科的治療に関与しています。ZB001は中国におけるTED患者さんの治療パラダイムを変える可能性を秘めています」

ZB001は、TEDの治療用のインスリン様成長因子1受容体 (IGF-1R) を標的とする分化型ヒト化モノクローナル抗体である。TEDは、眼窩内に炎症と線維化を引き起こし、複視や痛み、失明の原因となることがある、衰弱性自己免疫性疾患である。重症の患者は、眼窩、眼筋、眼瞼などの治療手術が複数回必要になることがある。

ゼナス・バイオファーマは、2020年10月に、ヴィリジアン・セラピューティクス (Viridian Therapeutics, Inc.) (「ヴィリジアン」) から、ZB001および非オンコロジー適応症のその他のIGF-1Rを標的とした化合物を、大中華圏において開発、製造、商業化する独占的ライセンスを供与されている。2021年11月に、ヴィリジアンはZB001 (ヴィリジアンにおいてはVRDN-001) のINDを米国食品医薬品局に申請し、2021年12月に米国でTED患者における概念実証評価のための第1/2相臨床試験を開始した。

ゼナス・バイオファーマについて

ゼナス・バイオファーマは米国と中国を拠点とするグローバルなバイオ医薬品企業であり、米国、中国、そして世界中の患者さんに免疫ベースの治療法を開発・提供するリーダーになることを目指している。ゼナスは、革新的な治療薬の深いパイプラインを急速に進めており、事業開発戦略の成功により成長を続けている。同社の経験豊かなリーダーシップチームとビジネスパートナーのネットワークは、自己免疫疾患や希少疾患を持つ人々の生活を改善するために、変革をもたらす可能性のある治療法を提供するためのオペレーショナルエクセレンスを促進している。ゼナス・バイオファーマについて詳しくは、www.zenasbio.comを閲覧されるか、Twitter (@ZenasBioPharma) 、LinkedInをフォローされたい。

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ジョー・ファーマー (Joe Farmer)
ゼナス・バイオファーマ (Zenas BioPharma)
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