シンガポール発 , Nov. 20, 2023 (GLOBE NEWSWIRE) -- シンガポール・フィンテック・フェスティバル (Singapore FinTech Festival) - テメノス (SIX: TEMN) は本日、新しい統合デジタルプラットフォーム Gprntとの協業の協業を発表した。これは シンガポール金融管理局 (MAS) が立ち上げたものであり、この協業では、テクノロジーソリューションにおける協力、データ統合の検討、サステナブルファイナンスの未来に貢献する製品開発イノベーションを推進を行う。
テメノスは、Gprntと協業する初のコアバンキングソフトウェアベンダーであり、シンガポール・フィンテック・フェスティバル2023のESGステージで、MASおよびパートナーと共に、Gprntが金融機関のバランスシートの脱炭素化、ESGリスク管理、規制コンプライアンスのニーズをより適切にサポートするために開く潜在的機会について議論する予定である。
Gprntは、MASのプロジェクトグリーンプリントの集大成であり、信頼できる気候変動・サステナビリティ関連データの収集とアクセスにおける金融セクターと実体経済のニーズに対応することを目的としている。テメノスとの商品共同開発のユースケースとして考えられるのは、Gprntプラットフォームを通じて検証可能なソースからESGデータを取得し、銀行の顧客オンボーディングに直接フィードする強化されたKYCなどがある。また、銀行のローン組成システムのフローにESG指標を追加して組み込んだデータ分析を強化し、持続可能性の要素がますます組み込まれるパイプラインローンの目標を設定した。
テメノスの最高技術イノベーション責任者であるトニー・コールマン (Tony Coleman) は、次のように述べている。「テメノスは、ESGを自社の業務と商品提供に統合し、銀行が低炭素経済に移行し、ESG目標を達成できるよう支援するために必要なテクノロジーを提供しています。Gprntを支援し、資本の動員、サステナビリティへのコミットメントの監視、環境影響測定に役立つ機会を模索することを楽しみにしています。」
MASの最高フィンテック責任者であるソプネンドゥ・モハンティ (Sopnendu Mohanty) 氏は、次のように述べている。「テクノロジーは、金融機関がグリーンへの移行の課題を克服し、ネットゼロ目標を達成するための重要なイネーブラーです。テメノスは、バンキングプラットフォームの開発における世界的企業であり、Gprntに参画していただき、より優れたサステナブルファイナンスソリューションに対する金融セクターのニーズが高まっている中、協力していただけることを大変嬉しく思います。」
テメノスのSaaSサービス、テメノス・バンキング・クラウド (Temenos Banking Cloud) により、銀行はエネルギー使用量を削減し、温室効果ガス排出量をオンプレミスと比較して最大95%削減することができる。また、テメノスは環境への影響を最小限に抑えるため、コードの効率化を続けており、GoCodeGreenによって検証された最新のソフトウェアリリースでは、32%の改善が見られた。業界初となるテメノス・カーボン・カリキュレーター (Temenos Carbon Calculator) により、テメノスの顧客は、テメノス・バンキング・クラウドの実際の使用状況からCO2排出量に関する洞察を得ることができる。
さらに、テメノスESG投資ソリューションにより、銀行は報告基準を満たしながら、顧客が自身の価値観に基づいて投資先を選択できる商品を提供することができる。
テメノスは、MSCI ESG評価でトリプルAを獲得し、ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックスで上位にランクされるなど、グローバルな指標や評価でトップの評価を獲得している。テメノスは、科学に基づく目標設定イニシアチブ (SBTi) により、野心的な二酸化炭素排出量削減を検証された唯一のバンキングテクノロジー企業である。
テメノスについて
テメノス (Temenos) (SIX: TEMN) は、コンポーザブルバンキングのための世界をリードするオープンプラットフォームであり、毎日世界中の12億人以上の人々に機会を創出している。当社は、150カ国以上において、大手銀行から新興銀行、コミュニティバンクまで3,000行にサービスを提供し、新たなバンキングサービスや最先端のカスタマーエクスペリエンスの構築を支援している。テメノスオープンプラットフォームは、トップクラスのクライアントが業界平均の3倍の株主資本利益率 (ROE) と業界平均の半分の費用収益比率を達成できるよう支援している。
詳細については www.temenos.comを閲覧されたい。