シドラ・キャピタル(Sidra Capital)、国境を越えたコモディティサプライチェーン投資に向けてシンガポールを拠点とするVCCを設立


シンガポール発, Jan. 29, 2024 (GLOBE NEWSWIRE) -- サウジアラビア資本市場庁が定める規制とシャリーア法に従う大手資産運用会社であるシドラ・キャピタルは、同社初のシンガポールを本拠とする変動資本会社、シドラ・アジアン・オポチュニティーズ・インベストメントI VCC(以下「VCC」)の設立を謹んで発表する。

2023年11月に、VCCは、全額出資の取消不能信用状(LC)により、国境を越えたコモディティサプライチェーンの推進に注力する投資戦略に基づいて設立された。 VCCの具体的な狙いは、インドネシアの優良な生産業者により生産される固形燃料に対する高い需要で、この商品固有の品質に加えて、買い手が期待する量と品質を提供する生産業者の信頼性を高く評価している。

安心感を高めるため、基本的な取引は、強力な信用格付けの銀行が発行または確認した米ドル建てLCにより全面的に保証され、為替リスクと支払リスクを排除する。 さらに、取引は、投機売買ではなく商品のバックツーバック売買として構造化されるので、投資家が投資リスクや価格リスクにさらされることはない。

VCCの設立に対する喜びを表明する中で、シドラ・キャピタルのハニ・バオスマン(Hani Baothman)会長は次のように述べた。「シドラ・キャピタルは革新的な民間資金投資ソリューションの最前線に立っており、VCCはこの過程における自然な進展であり、シンガポールの強固な法的枠組みと大手グローバル金融機関の拠点という地理的利点に加えて、様々な管轄区域との幅広い租税条約を活用することで、最終的に投資家の皆様に利益をもたらします。」

加えて、バオスマン会長は、世界的なイスラム金融ハブを目指すシンガポール政府の野望に対するシドラ・キャピタルのサポートも表明した。 シャリーア法に従うシンガポールのVCCは、同社独自の投資提案であり、現地と地域の資産運用環境への参入として歓迎される。 シドラ・キャピタルは、シンガポールにおけるイスラム金融業界の発展に貢献できることに誇りを持っている。

VCCは、シドラ・キャピタルの全額出資子会社であるシドラ・キャピタル・プライベート・リミテッド(Sidra Capital Pte Ltd)により管理され、シンガポール通貨監督庁から免許を取得して登録資金運用会社として事業を展開する。

シドラ・キャピタルは、サウジアラビアにおいてイスラム民間資金の先駆者として地位を確立している。 同社のポートフォリオとして、高く評価されたシドラ・インカム・ファンド(Sidra Income Fund)シリーズやシドラ-アンサイル・グローバル・ストラクチャード・トレード・インベストメント・ファンド(Sidra-Ancile Global Structured Trade Investment Fund)など、シャリーア法に従う数々の民間資金投資ソリューションがある。



 

 

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