アナクアがAI活用機能などを含む知財管理プラットフォームの新バージョン AQX® 11をリリース

業務効率を高めながら組織が競争環境で優位性を確立するための洞察を明らかにする 新しい知財管理プラットフォーム


ボストン, June 26, 2024 (GLOBE NEWSWIRE) -- 知的財産管理とイノベーション管理ソリューションの業界トップクラスのテクノロジープロバイダーである米国アナクア社(Anaqua)が、AIを活用した管理システムの新バージョン AQX® 11のリリースを発表しました。アナクア社20年の歴史の中で最も重要なシステムリリースとなるこの製品は、企業や知財特許事務所が持つ知財資産の価値を最大化する支援を提供します。このリリースは同社のグローバルクライアントカンファレンスであるAnaqua Experience Conference の初日に発表され、アナクア20周年の歴史を祝する一部となります。

知財に関する業務オペレーションおよび戦略構築の面からアドバンテージを生み出すことを考慮して設計されたシステムである AQX 11 は、知財管理の世界に新たなUI(ユーザーインターフェース)と操作性をもたらし、知財運用チームそして弁理士・知財弁護士の業務効率と意思決定促進力を大幅に向上させます。新機能には次の内容が含まれています。

AIを活用した機能:AI Patent Summaries™(AI 特許サマリー)とAI Patent Auto-Classifier™(AI特許自動分類)は特許のレビューや分類に必要なプロセスを合理化し、手作業タスクを削減し、データ精度を高める支援を提供します。これらのAIを活用した機能により、ユーザーは特許請求の範囲や発明の要約を容易に確認することが出来るようになります。また、社内特許と競合他社特許を自動的に分類して組織独自の分類にマッピングし、競争環境に対する包括的な洞察を得られるようになります。

弁理士ワークスペース:弁理士・知財弁護士が知財に関連する重要なデータにスピーディに一元化されたシステムからアクセスできるワークスペースが搭載されました。この機能により、オフィスアクション、外国出願、更新の意思判断などを含むすべての関連情報が表面化され、意思決定が迅速化され、優れた意思決定を実行することが可能になります。

オートメーション(自動化): 文書自動処理機能が大きく進化しました。特許庁書類処理に伴う手作業にかかる時間が削減できると同時に、手動入力によるエラーを削減し、知財チームがデータ入力ではなく、データの正確性の検証や、より高度なタスクの実行に注力をシフトする支援を提供します。

ドメイン名管理:新しく追加されたこのモジュールは、知財資産とともにドメイン名情報を追跡および管理し、ビジネス関係者が管理するドメイン名情報と組織の知財ポートフォリオに対するさらに包括的な認識を高める支援を提供します。

イノベーション管理:イノベーション管理は、弁理士・知財弁護士が早期から、そして頻繁に知財戦略計画に関与できるようにすることで、組織のイノベーションを加速し、その価値を最大化することを可能にします。このモジュールは、部門をまたがる組織全体からのアイデアの取得や構築プロセスを改善し、チーム間のコラボレーションを合理化し、発明者と非発明者の貢献を管理するための効率的なツールを提供しています。市場投入までの時間を短縮し、最良のアイデアが確実に保護そして実行されることを促進します。

製品管理:製品管理の新しい機能は、特許、商標、費用データを製品ファミリーに結び付けることで特許の貢献を可視化し、製品の価値を高める知財資産を明確に理解できるようにします。案件と関係する特許評価データも含む関係性の可視化により、ライセンシングの機会特定が簡素化されたり、権利更新の意思判断が包括的な情報に基づいたものとなります。

「AQX 11を発表するこの日はアナクアにとってのマイルストーンとなります」と、アナクア社最高経営責任者(CEO)のボブ・ロメオは述べています。
「AIの活用やさらに機能拡張された自動化が搭載されたこの最新バージョンは、知財管理テクノロジー分野におけるアナクアの飛躍的な進歩を意味します。アナクアが創業20周年を迎えるにあたりこの製品リリースを行えることは、アナクアのイノベーションへのコミットメントと進歩を意味します。私たちは創立を記念し、この成果を達成するために不可欠な役割を担ってもらえた世界中のクライアントコミュニティとこの新バージョンを共有できることをうれしく思います。」

アナクア社 プロダクト&イノベーション部門 シニア・バイス・プレジデントのヴィンセント・ブラウトはこの最新バージョンリリースについて次のように語っています。
「AQX 11 には、クライアント コミュニティとの多くのコラボレーションが反映されています。この最新バージョンの画期的な AI 機能と自動化により、業務効率と戦略的意思決定が最適化できるようになります。AQX 11 は、知財関係者がデータから重要な洞察を抽出し、ポートフォリオに対する判断や特許分類を合理化できるようにすることで、知財管理テクノロジーの新しいスタンダードを確立しています。」

AQX 11の詳細やデモのご依頼はanaqua.comをご覧ください。

アナクア社について

アナクアは、業界トップクラスのソリューション統合された知財管理テクノロジーソリューションとサービスを、企業や特許・知財法律事務所に提供しています。アナクアのAQXソフトウエアおよびPATTSY WAVEには、ベストプラクティスをもとにした業務フローやビッグデータ分析機能、情報に基づいた知財戦略や意思決定そして知財業務を効率化するスマートなビジネス業務環境を可能にするテクノロジーが統合されています。アナクアのソリューションは、米国の特許申請数トップ100の企業やグローバルブランドの半数以上に採用されているほか、世界中の多くの特許・知財法律事務所でも利用されています。知財管理のニーズを満たすソリューションとして知財エグゼクティブ、弁理士・弁護士、パラリーガルや知財関係者そして発明者など、さまざまな規模の組織で100万人以上のユーザーに世界中で使用されています。グローバルにビジネスを展開するアナクアは本社を米国ボストンに構え、米国各地、ヨーロッパ、アジア、オーストラリアに拠点を有しています。
会社詳細は、ウェブサイトanaqua.comまたはLinkedInをご覧ください。

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