- 新型プラットフォームはマスカスタマイズおよび複雑な最終用途パーツの生産を変貌させ、同時に生産環境における耐久性および再現性要件を達成
- フォーチュン50の工業企業向けに初回出荷
シカゴ発, March 21, 2017 (GLOBE NEWSWIRE) -- 3Dプリンタワークフローを変貌させる戦略を実現中の3Dシステムズ(3D Systems、NYSE:DDD)は、本日、業界初のスケーラブルなモジュール式完全統合型3Dプリンタプラットフォームを発表した。3Dシステムズのディスラプティブな「フィギュア4(Figure 4)」生産プラットフォームでは、現在のシステムの50倍のスピードでプラスチック部品を生産することができ、従来の方法と比較して競争力に優れ、強力でありながらも、総コストの劇的な削減を実現している。
この発表に伴う写真は以下から入手可能である。http://www.globenewswire.com/NewsRoom/AttachmentNg/4d3900cc-7a84-4f8c-83e2-437897af7887
画期的なフィギュア4テクノロジーに基づく3Dシステムの新規プラットフォームでは、顧客が設定をカスタマイズして特定用途に適した素材を選択することが可能である。構成は、シングルプリントエンジン装置から16以上ものプリントエンジン、自動素材デリバリー、統合ポストプロセッシング機能を搭載した完全自動化大量生産システムまでが含まれる。
同社は最近、初のシステムをフォーチュン50工業企業に出荷し、2017年下半期に顧客に合わせてカスタマイズした製品の出荷を増強する予定である。
3Dシステムズの社長兼CEO、ビオメッシュ・ジョシ(Vyomesh Joshi) は次のように述べている。「画期的なフィギュア4プラットフォームが、マスカスタマイズおよび複雑な最終用途パーツの両方の生産を改革し、従来の方法と比べて合計稼働コストも優れています。試作から生産に移行する必要性については他社も気づき始めていますが、当社では既に主要バーティカル市場全体において実用的ソリューションをお客様にお届けしていて、現時点で問題解決に役立っています。」
実施例 - フィギュア4 対 従来のSLA* | ||||
16台のプリントエンジンを搭載したフィギュア4生産構成 | 改善 | |||
必要プリンタ数 | 225 x | 減少 | ||
各プリンタの年間スループット(プリント数) | 225 x | 上昇 | ||
設備の床面積(平方フィート) | 26 x | 減少 | ||
プリンタ管理作業の労力 | 45 x | 減少 | ||
労務費 | 4 x | 減少 | ||
初期投資 | 23 x | 減少 | ||
TCO - 5年間、フルフリート | 3.5 x | 減少 | ||
パーツ(100万ユニット/年) | 改善 | |||
各パーツのコスト(米ドル) | 71 | % | 減少 | |
各パーツの平均印刷時間(時間数) | 14.1 x | 高速 | ||
材料浪費(グラム数) | 1.5 x | 減少 |
- より優れたスループットでプリンタ数が少なくて済むため、投資金額を抑えることができ、素材活用率が高くなる。
- フィギュア4のコストでは、従来のSLAと比較して約30%でパーツを生産することができた。
バーティカル戦略の一環として、3Dシステムでは、フィギュア4プラットフォームとその「ネクストデント(NextDent) 」素材に基づく、数十億ドルに上る歯科業界用の最初のソリューションを発表する。ドイツのケルンで3月21~25日に開催される2017年度国際歯科ショー(International Dental Show(IDS) でこのソリューションを閲覧可能である。
経時的には、同社はフィギュア4プラットフォームの用途を次第に拡大して医療、航空宇宙、自動車、耐久品産業などの分野全体で特定の顧客ニーズを満たせるようにする予定である。
将来の見通しに関する記述
本リリースに記載されている一部の記述で歴史的または現在の事実ではないものは、1995年米国民事訴訟改革法(Private Securities Litigation Reform Act of 1995)の定義で「将来の見通しに関する記述」である。将来の見通しに関する記述には、企業の実際の結果、業績や功績が、過去の結果や将来の見通しについての記述で明示的または黙視的に示されている今後の結果や予想とは大きく異なることになる可能のある既知および未知のリスク、複雑性、その他の要素が伴われる。多くの場合では、将来の見通しに関する記述は「確信」、「考え」、「予想」、「かもしれない」、「将来行う」、「推定」、「意図」、「予想」、「計画」などの表現や、またはこれらの用語の否定形やその他類似した表現で識別することができる。将来の見通しについての記述は経営陣の考え、規定事項、現在の予想に基づくものであり、その業務に影響する今後の出来事や傾向についての同社の考えや予測についてのコメントが含まれる場合があり、その性質的に不確実性が伴われ、その多くは同社の管理下にない。同社が米国証券取引委員会(以下「SEC」)に提出している定期提出書類の「将来の見通しについての記述」と「リスク要因」という見出しで記載されている要素およびその他の要因により、実際の結果には将来の見通しに関する記述とは重大な差異が生じる場合がある。経営陣は、将来の見通しについての記述で反映されている期待事項が合理的であると考えているが、将来の見通しについての記述は今後の成績や結果の保証として依存してはならず、そのような成績や結果を達成することができるタイミングについての正確な指標になるとも限らない。将来の見通しについての記述は、記述の日付時点現在のみのものである。3Dシステムズでは、今後の発展、その後の出来事や状況などに関わらず、経営陣またはその代理で発表される将来の見通しについての記述を更新・レビューする義務を負わない。
3Dシステムズについて
3Dシステムズ(3D Systems)では、3Dプリンタ、プリント素材、オンデマンド製造サービス、およびデジタル設計ツールを含めた包括的な3D製品・サービスを提供している。そのエコシステムでは、製品設計段階から工場現場、運用ルームまでの高度な用途をサポートしている。3Dシステムズの高精度医療能力には、シミュレーション、仮想手術プランニング、医科・歯科機器のプリント、患者専用の外科用器具などが含まれている。3Dプリンタの創始者であり、今後の3Dソリューションの形成をリードする3Dシステムズは、これまでの30年間にわたる歴史において、専門家や企業がデザインを最適化し、ワークフローを変貌させ、画期的な製品を市場に出して、新しいビジネスモデルを促進できるように支援してきた。
同社についての詳細情報は、www.3dsystems.comで入手可能である。
* 表記載の数値は、実験室環境で実施された3Dシステムのテスト結果に基づく推定値である。