- Quantum Global Research Labは、アフリカ投資指数をローンチ
- 上位5つのその他投資先は、モロッコ、エジプト、南アフリカ、ザンビア
- 上位5つの投資先が海外直接純投資 (FDI) 総額136億ドルを集約
ロンドン, April 21, 2017 (GLOBE NEWSWIRE) -- クウォンタム･グローバル (Quantum Global (www.QuantumGlobalGroup.com) の独立調査部門、クウォンタム･グローバル･リサーチ･ラボ(Quantum Global Research Lab)による最新のアフリカ投資指数2016 (Africa Investment Index 2016) (http://APO.af/sUtRNQ) によると、アフリカ大陸における投資流入先としてボツワナが最も魅力的な経済圏であることがわかった。
マルチメディアのコンテンツは、ここからアクセス可能である: http://APO.af/ZihCNl
本指数によると、ボツワナは、信用格付けの向上、経営収支比率、輸入カバー、ビジネスの容易さなど一連の要素を背景に高得点を獲得している。
クウォンタム･グローバル･リサーチ･ラボ(Quantum Global ResearchLab)の所長であるムツーリ･ヌクベ教授 (Prof Mthuli Ncube) は、本指数について次のようにコメントしている。「外部的な多くの課題や石油価格の下落にもかかわらず、多数のアフリカ諸国が経済の多様化や対内投資を引き寄せる魅力的な政策の導入によって、持続的な成長を達成しようとさらなる意気込みを見せています。ボツワナは、その事例のひとつです。ボツワナの戦略的な位置づけ、技術を備えた労働力、政情の安定は、外国人投資家の注意を引き、結果的に海外直接投資 (FDI) の大幅な流入となります。」
報告書によると、アフリカの投資先上位5カ国は、海外直接投資 (FDI) 総額で136億ドルを集めている。中でもモロッコは、さらなる安定した経済成長、戦略的な地理的配置、海外直接投資の増大、輸入カバー率、全体的に有利なビジネス環境に基づいた指数で、2位にランクインした。エジプトは、海外直接投資、実質金利、増大する都市人口によって3位についた。このリストの4位は、南アフリカで、国内総生産 (GDP) の成長、国内での事業活動の容易さ、大規模な人口によって高得点を上げている。一方、ザンビアは、大きな国内投資およびマネーサプライにより5位となった。
表: 上位10位および下位10位の国 (マルチメディアのコンテンツセクションを閲覧: http://APO.af/1LpDdA)。
ヌクベ教授は、さらに次のようにコメントした。「10億人を超える人口、そして急速に増大する中流階級により、アフリカは、明らかに同大陸の非コモディティセクター、とりわけ、金融サービス、建設、製造などへの重大な投資機会を提供しています。ただし、アフリカの真の可能性を引き出すには、構造改革や民間セクターの関与を増大させることが不可欠です。」
APOがクウォンタム･グローバル･グループ (Quantum Global Group) に代わって配信
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指数の構築
すべての指数は、マクロ経済、財務指標、および世界銀行グループの「ビジネス環境の容易さインデックス (Ease of Doing Business Indicators：DBI) 」から構築されている。DBIは、事業運営を助長する規制環境という観点から国々をランク付けしている。全指数は、広範囲におよぶ投資指標における6つの主要ポイントまたは要因、つまり、GDPにおける国内投資の比率、アフリカのFDIによる純収入総額の比率、GDP成長率の見通し、人口増加によるGDP成長要因、実質金利率、GDP成長率と通貨供給量の伸び率の比較、インフレ格差、信用格付け、輸入カバー、GNIにおける国の対外債務の比率、経常収支率、ビジネス環境の容易さ、国の人口規模に着目している (図1)。すべての指標は、世界銀行開発指標、国際通貨基金 (IMF) の経済情勢 (Economic Outlook)、UNCTADデータセンター、および独自の予測から収集された2次データに基づいている。
すべての指数は、各指標のランク付けを1つの数字による順位付けに統合したものである。国のマクロ経済および財務指標の順位付けを6つの各要因において平均化している。各指標、つまり、要因を同等の比重にした上で、ランクスコアを平均化し、1位から54位に順位付ける平均スコア合計を算出する。ランクの値が低ければ低いほど、黙示的なビジネス投資環境は良いということになる。
中期的な変化という側面を捉えた指標スコアを出すために、国の順位は、それぞれベンチマークまたは基準値 (例: 過去3年の移動平均順位) に照らし合わせ測定される。表1Aを参照されたい。意図的な測定だけでなく、このアプローチにより、基準平均値との違いまたは過去の基準期間との違いであっても、長期期間で存在し得る構造的変革のある期間 (指標に影響する可能性がある) を避けることができる。
Quantum Globalについて
クウォンタム･グローバル (Quantum Global) (www.QuantumGlobalGroup.com) は、非公開株式投資、投資管理、マクロ経済的調査、計量経済モデリングの分野で活躍する企業の国際グループである。クウォンタム･グローバルのプライベート･エクイティ部門は、アフリカにおける農業、ヘルスケア、ホテル、インフラ、鉱業、林業セクターの直接投資を目的とした一連のファンドおよびアグノスティック･ストラクチャード･エクイティ･ファンドを取り扱っている。安定した実績と証明済みの専門知識を併せ持つクウォンタム･グローバルのチームは、アフリカに絞った独自の投資機会を特定し、投資を実施している。