オムニコム・システムズ、トライアルマスター (TrialMaster®) の中国における最初の顧客と契約を締結

シャンハイHEPファーマ、B型肝炎の臨床試験の実施のために「トライアルマスターEDC」を採用


フロリダ州フォートローダーデール, April 12, 2018 (GLOBE NEWSWIRE) -- B型肝炎の革新的な治療薬の開発に特化している研究開発企業であるシャンハイHEPファーマ (Shanghai HEP Pharma Co. LTD) は、臨床データ管理テクノロジーのリーディンググローバルプロバイダー、オムニコム・システムズ (OmniComm Systems, Inc.、OTCQX:OMCM) と契約を結んだ。この契約では、シャンハイHEPファーマが、第II相および第III相のB型肝炎臨床試験でオムニコムのトライアルマスターEDC (TrialMaster EDC) テクノロジーを使用する。

本契約は、オムニコムがトライアルマスターに関して中国で結んだ最初の契約である。オムニコムでは、中国市場におけるプレゼンスを展開するという目標を2年以上前に打ち立て、現在まで同セクターで予想に沿ったパフォーマンスを実現している。アジア太平洋地域における市場参入拡張には、トライアルマスター (TrialMaster®) の日本における初契約、およびトライアルワン (TrialOne®) の中国における13件の契約などが含まれる。

全世界的な業界基準に適合しているトライアルマスターでは、試験全体において収集・管理したデータの質と信頼性を確証することができる。また、トライアルマスターは、中国における新薬開発に伴われる中国FDA (CFDA) の新規規制や承認プロセスの遵守にも役立つ。国内の実務を世界基準と調和させることを目的とするCFDAの規制のコンプライアンスにトライアルマスターが役立つことも主な要因であった。

シャンハイHEPファーマのCEO、ホンリー・リュー博士 (Dr. Hongli Liu) は次のように述べている。「当社の研究開発パイプラインで、発案段階からこのB型肝炎治療薬を開発しました。このB型肝炎治療薬は当社にとって極めて重要であり、その臨床試験を適切に管理するために、世界的な基準を満たしている高品質なEDCシステムを選択したいと考えました。オムニコムの第I相システムであるプロマシス (Promasys®) の使用体験が極めて優れていたため、必然的にオムニコムの第II/III相EDCシステムであるトライアルマスターの使用を決定しました。オムニコムのチームと協力して臨床試験を構築できることを楽しみにしています。予定期日までに最初の患者登録を実現できると確信しています」

オムニコム・システムズの最高商務責任者、クーノ・バン・デル・ポスト博士 (Kuno van der Post, Ph.D.) は次のように述べている。「中国でトライアルマスターを初めて導入することができたこと、また特に革新的なバオテクノロジー企業で導入できたことをとても嬉しく思っています。極めて競争の厳しい評価において当社を選んでいただけたことを光栄に思っています」

オムニコム・システムズについて
オムニコム・システムズ (OmniComm Systems, Inc) は、6,000件を超える臨床試験で培った豊富なグローバルエクスペリエンスを駆使して、臨床研究のための包括的なソリューションを提供している。詳細については、www.omnicomm.comを参照されたい。

問い合わせ先
クーノ・バン・デル・ポスト (Kuno van der Post)
オムニコム・システムズ (OmniComm Systems, Inc.)
+1.954.473.1254
KvanderPost@omnicomm.com