モントリオール (カナダ), Feb. 08, 2019 (GLOBE NEWSWIRE) -- ボンバルディア・コマーシャル・エアクラフト (Bombardier Commercial Aircraft) は本日、コーラス・アビエーション (Chorus Aviation Inc.) の子会社が9機のCRJ900型機の確定購入契約を締結したことを発表した。これらの航空機は、コーラス・アビエーションの子会社、ジャズ・アビエーション (Jazz Aviation LP) によって、「エア・カナダ・エクスプレス (Air Canada Express) 」ブランドで運航され、カナダで初めてCRJシリーズ・リージョナルジェットのアトモスフィア (ATMOSPHÈRE) キャビンを採用する航空会社になる。
CRJ900型機の定価ベースで、この確定受注額は約4億3,700万米ドル (約480億円) と評価されている。
ボンバルディア・コマーシャル・エアクラフトの社長フレッド・クローマー (Fred Cromer) は次のように述べている。「コーラスとジャズが、保有機材の成長と更新のためにボンバルディアの製品をお選びくださったことをとても嬉しく思います。このことは、CRJシリーズが航空会社に提供する価値についての信頼を裏付けています。」コーラスの社長兼最高経営責任者であるジョセフ・ランダル (Joseph Randell) は次のように述べている。「CRJ900航空機は成長中の市場に理想的に適しており、その優れた性能、経済性、乗客の快適さが認められています。
継続的なジャズの保有機材更新の一環として、新しいCRJ900型機が追加されます。これらの航空機は、運航単価がリージョナル航空機の中でも最安価クラスで、変化する市場の需要に対処しながら、より効果的に競争することを可能にします。」
ジャズは、エア・カナダ・エクスプレスのブランドで76席構成の2クラスのキャビンでCRJ900を運航する。同社には、CRJシリーズ・リージョナルジェットの最新のアップデートであるアトモスフィア・キャビンを搭載した第1号機が、2020年上半期に納品される予定である。
アトモスフィア・キャビンについて
新しいアトモスフィア (ATMOSPHÈRE) キャビンは、リージョナルジェット市場セグメントにおける乗客体験の新しい基準を打ち立てている。より広い旅客用スペース、キャスター付きバッグの車輪を奥にして収納できるスペース、より広々としたトイレ、キャビンでのコネクティビティオプションの拡張など、新しいインテリアの主な特徴を、現代的なデザインと素材の選択肢と共に提供している。アトモスフィア・キャビンデザインでは、乗客が機内に「大型」キャスター付きバッグを持ち込んで保管することができるため、チェックインカウンターやゲートで手荷物を預ける必要を最小限に抑えることができる。詳細情報については、下記を閲覧されたい。DiscoverAtmosphere.com
CRJシリーズ航空機について
5秒ごとに、CRJシリーズのリージョナルジェットが世界のどこかで離着陸している。CRJシリーズの航空機ファミリーは、20億人以上の乗客を輸送し、世界で最も成功したリージョナルジェット機プログラムになった。CRJシリーズのリージョナルジェット機は、実証された効率、信頼性、そして収益性で航空業界に革命をもたらしている。
CRJシリーズのリージョナルジェットは、航空会社に柔軟性を提供し、特定の市場の要求を満たせるよう保有機材を最適化できる共通性という利点を備えている。この機能を備えているリージョナル向け航空機はこの他にはない。リージョナル航路の中距離向けに最適化されているこれらの航空機では、競合するジェット機種と比較して最大10%のキャッシュ運航コストの優位性が実現可能である。
発売以来、CRJシリーズのリージョナルジェット・ファミリーはリージョナルジェット機市場を刺激してきた。北米のみでも、ジェット機の全離陸数のうち18%以上を占めており、世界的にはこのジェット機ファミリーは月間194,800便のフライトを運航している。
コーラスについて
コーラス・アビエーション (Chorus Aviation Inc.、以下「コーラス」) は2010年9月27日に設立され、カナダ・ノバスコシア州ハリファックスに本社を構えている。コーラスのビジョンは、世界中にリージョナル航空ビジネスをもたらすことである。コーラスでは、同社が所有するリージョナル航空機を2011年以来ジャズのエア・カナダ・エクスプレス・ブランドでの運航のためにリースしており、リージョナル航空機の世界的なリーディング・リースプロバイダになるために、コーラス・アビエーション・キャピタル (Chorus Aviation Capital Corp.) を設立した。コーラスでは、ジャズ・アビエーション (Jazz Aviation LP) およびボイジャー・アビエーション (Voyageur Aviation Corp.) も所有している。これらの事業は、契約式でのフライト運航、エンジニアリング、保有機材の管理、保守、修理、およびオーバーホールの分野で優れたカスタマーサービスを提供する安全かつ堅実な事業の長い歴史を持っている。コーラス企業グループは共に、リージョナル航空事業の包括的なサポートサービスを提供している。コーラスのクラスAの可変議決権付株式およびクラスBの議決権付株式は、TSXで株式銘柄コード「CHR」で上場している。
詳細については、www.chorusaviation.caを閲覧されたい。
ジャズについて
ジャズ・アビエーション (Jazz Aviation LP、以下「ジャズ」) は、カナダの航空業界において1930年まで遡る歴史を持つ。ジャズは、カナダ最大のリージョナル航空会社として、業界のリーダーシップと抜群のカスタマーサービスの実績を持ち、その強みを活かしてすべての関係者に価値を提供してきた。ジャズは、カナダ国内の空港の発着便が他のどの航空会社よりも多く、さらにどの航空会社よりも多くの空港間を運航しており、リージョナル航空会社の課題や複雑性に対応する経験豊かな約4,600人の専門家を社員として抱える。
ジャズは、エア・カナダ・エクスプレス (Air Canada Express) のブランドを使用して、エア・カナダとのキャパシティ購入契約に基づき、北米全土のさまざまな市場にサービスを提供している。
詳しくは、www.flyjazz.caを閲覧されたい。
ボンバルディアについて
ボンバルディア (Bombardier) は、4分野の事業セグメントで69,500人以上の従業員を抱える輸送業界の世界的リーダーであり、革新的で業界を変貌させる航空機や鉄道車両を作り出している。同社の製品とサービスは、乗客の快適さ、エネルギー効率、信頼性、安全性における新基準を打ち立て、世界一流の輸送体験を提供している。
同社はカナダのモントリオールに本社を構え、輸送、ビジネス航空機、民間航空機、機体構造、エンジニアリングサービスの分野で28カ国に生産およびエンジニアリングサイトを有している。ボンバルディアの株式は、トロント証券取引所 (BBD) で取引されている。2017年12月31日までの事業年度において、同社は162億米ドル (約1兆7,800億円) の収益を計上した。ニュースおよび情報は、bombardier.comで閲覧可能である。または、Twitterで@Bombardierをフォローされたい。
編集者への注記
本発表に付随するエア・カナダ・エクスプレスの塗装が施されたCRJ900型機の画像は、以下に掲載されている。
www.bombardier.com
CRJシリーズ航空機について詳しくは、http://news.commercialaircraft.bombardier.com/を閲覧されたい。
Twitterの@BBD_Aircraftをフォローすると、ボンバルディア・コマーシャル・エアクラフトの最新のニュースやアップデートを入手可能である。
同社のプレスリリースの受信を希望の場合、ボンバルディアのウェブサイトのRSSフィード・セクションを閲覧されたい。
Bombardier、CRJ Series、CRJ900は、Bombardier Inc.またはその子会社の商標である。
問い合わせ先
ボンバルディア・コマーシャル・エアクラフト
ナタリー・スコット (Nathalie Scott)
+1-416-375-3030
nathalie.scott@aero.bombardier.com
www.bombardier.com
本発表に付随する写真は、以下から入手可能である。http://www.globenewswire.com/NewsRoom/AttachmentNg/1d69646d-5562-4b9a-94ff-e08714483791