アイディール・インダストリーズ会長兼ceo、2020年1月31日の退任を表明


ジム・ジェームズ (Jim James) は退任し、新たにスティーブ・ヘン (Steve Henn) がCEOに就任

一族の第4世代のリーダー、メーガン・ジュデー (Meghan Juday) が、創業103年の老舗同族企業の会長に

イリノイ州シカモア発, Aug. 22, 2019 (GLOBE NEWSWIRE) -- アイディール・インダストリーズ (IDEAL INDUSTRIES, INC.) の会長兼CEOであるジム・ジェームズは、2020年1月31日に退任することを発表した。イリノイ・ツール・ワークス (Illinois Tool Works: ITW) のグループプレジデントであるスティーブ・ヘンが、2019年9月23日にCEOをジェームズから引き継ぐことになる。ジェームズ退任後の2020年2月1日には、第4世代の同族経営者であるメーガン・ジュデーが予定どおり、創業103年の老舗同族企業の会長に就任する。

ジェームズは約2年前に、自身の決断を同一族および取締役会に伝えている。  「11年という年月は企業経営における1つの区切りであり、誰かに引き継ぐタイミングだと思っています。長年にわたって信頼と信用、継続的なご支援をいただき、デイブ・ジュデー (Dave Juday、前会長)、メーガン・ジュデー、そして一族の全員に感謝の意を表します。私は一族を愛しています。一族のために働いたことは、私にとって得難い経験であり、名誉でした。私を家族の一員のように扱ってくれました。」

新しいCEO

継承委員会会長のクリス・ボールドウィン (Chris Baldwin) は次のように述べている。「スティーブ・ヘンは、この組織に最適な人物です。ダイナミックで変化の大きい困難な市場において、確実に売上と利益を残した実績があります。」

ヘンはアイディ-ルに入社する前、イリノイ・ツール・ワークスで20億ドル (約2,100億円) 規模の特殊製品セグメント内では最大のプラットフォームである、インダストリアル・イクイップメント&プラスチック部門のグループプレジデントを務めていた。  このプラットフォームは6つの部門からなり、30以上の施設に3,000人を超える従業員を擁し、15か国の複数市場にサービスを提供していた。それ以前、ヘンは約6億ドル (約640億円) 相当の事業を生み出したことで、ITWのグローバル・パッケージング・ソリューション・プラットフォームのグループプレジデントに就任することとなった。

多数の市場を対象とする多様なグローバルビジネスを展開してきた同氏の経験は、アイディールのような企業を率いるための資質としては十分である。ヘンが、グローバルな管理、買収や統合、イノベーション、ハイパフォーマンスなチーム編成、製造といった領域で優れた専門性を発揮してくれるだろうと、ボールドウィンはコメントしている。

継続的な成長、イノベーション、拡大に備えるアイディール

メーガン・ジュデーは次のように述べている。「私たちは皆、ジムの先見性、卓越性、実行力は何物にも代えがたいと感じています。過去11年間、ジムは会社を変革してきました。」アイディールは彼の指揮の下で継続的に成長してきたが、それはただ会社の規模が大きくなっただけでなく、より洗練された企業になっていると、メーガン・ジュデーはさらに述べる。「ジムは優れたビジネスパートナーであり、友人、指導者でもあります。」

ジュデーは、ジェームズの業績に対する一族および取締役会の感謝の気持ちを述べた。ジェームズは、アイディールの文化および創立の理念に沿って、同社の財務的立場を強化した。そして、同社の所有権を永続的に保持するという一族のイニシアティブを尊重し、一緒になって、一族およびその事業にとって重要なマイルストーンを築いた。また、CMD、Enatel、Cree Lightingなど、事業基盤の変化につながる買収の筋道もつけた。

「その結果、当社のグローバルなフットプリントは拡大し、同時にビジネスの多様化が進み、カテゴリー変化につながるイノベーションの開発や供給がスピードアップしました。ジムは、アイディールの事業部門を製品とサービスのエンドユーザーに集中したのです。さらに、当社のデジタルトランスフォーメーションとeコマース機能の開発を推進して、お客様との関係を強化しました。今の私たちはジムの多くの業績によって、未来への希望を持つことができるのです」と、ジュデーは続ける。

「ジムの退任は惜しまれますが、アイディールを十分に鍛え上げて、継続的な成功と成長の基盤を整えてくれました。」

アイディールにおける同族企業としての管理責任

ジュデーは、アイディール・インダストリーズが同族企業として存続することを強調する。「私たちは長期的な成功を目指しています。会社の状況についても、四半期単位ではなく世代単位で考えています。」今後もトレーニングと開発、イノベーション、企業の買収 (コアビジネスを補完し、拡大するグローバル市場で重要な位置をもたらすため) に対する投資を続けることになるだろうと、ジュデーは説明する。

アイディール・インダストリーズについて

アイディール・インダストリーズ (IDEAL INDUSTRIES, INC.) は、電気・照明・無線照明コントロール、エネルギー管理、線材加工、データ通信、航空宇宙、自動車、電力、建設、製造業などの分野で、優れた製品、ツール、最新技術ソリューションの設計と製造を行う、多様性を備えたグローバルな同族企業である。同社は、「次の四半期ではなく、次世代を見据えて計画と管理を行う」という基盤プラットフォームを重視することで、持続的な成長を遂げてきた。同一族および同社の管理チームが常に念頭に置いてきたのは、「お客様、従業員、パートナー、そしてコミュニティと理想的な関係を築くことで、理想の企業を作り上げる」という創業者の価値観である。

問い合わせ先:

マイク・グロスマン (Mike Grossman)
mgrossman@sccadv.com
M – 312.560.1171

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