エフィニックス、MIPI DevCon TaipeiでトライオンのMIPIソリューションを展示

Trion FPGA にハード化されたMIPI CSI-2インターフェイスを搭載し、AIエッジコンピューティング製品およびアプリケーションの新たな原動力に


カリフォルニア州サンタクララ発, Oct. 16, 2019 (GLOBE NEWSWIRE) -- プログラマブル製品プラットフォームおよびテクノロジーのイノベーターであるエフィニックス (Efinix®) は本日、今週開催されるMIPI DevCon Taipei (10月18日金曜日) における同社のデモンストレーションについて発表しました。

複数のハード化されたMIPIカメラ・シリアル・インターフェイス2 (Camera Serial Interface 2: CSI-2) トランスミッターおよびレシーバー向けコントローラー、D-PHYを13Kから120KのロジックエレメントのエフィニックスTrion FPGAに搭載したMIPI対応デバイスは、柔軟なプログラマブルプラットフォームとして、モバイル、マシンビジョン、ロボット工学、自動車、監視アプリケーション向けの複雑な映像処理を可能にします。

Trion FPGAは、エッジ、コンピューティング、アクセラレーション関連の最先端製品の大量生産を実現する目的で設計、開発されている。その中核をなす部分にはエフィニックスのクオンタム (Quantum) アーキテクチャが用いられており、低消費電力、超小型パッケージ、低コストを実現しています。

エフィニックスの営業・事業開発担当バイスプレジデントであるイツ・ワン (Itsu Wang) は、次のように述べています。「Trion FPGAは市場に大変革をもたらす存在となるでしょう。MIPI DevCon Taipeiでのデモンストレーションを楽しみにしています。私たちはエッジAIコンピューティングの未来を信じていますし、当社の革新的なクオンタムアーキテクチャは、MIPI対応となったTrion FPGAをかつてないイノベーションレベルへと高めることでしょう。」

MIPI対応のTrion FPGAは、単純なブリッジングから完成されたAIアプリケーションまで、幅広いアプリケーションをサポートします。複数のカメラやセンサーから送られてくる画像を同期、処理することができ、大規模システムのプリプロセッシングハブまたはハードウェアアクセラレータとして機能します。

中国に拠点を置くスマートセンシングおよびAIテクノロジー企業であるオプナス (Opnous) のチャオ・ユアン (Chao Yuan) は、次のように述べています。「エフィニックスFPGAは、消費電力、ハード化されたMIPIインターフェイス、コストの点で優れています。当社は複数の製品にEfinix for Visual SLAM (Simultaneous Localization and Mapping) を採用しており、次世代の製品やサービスにおいても同社のMIPIソリューションに対応したTrion FPGAに期待しています。」

ラズベリーパイ (Raspberry Pi) のボードとカメラを使用したデザインサンプル付きのTrion T20 MIPI開発キットの情報は、エフィニックスのウェブサイト (https://www.efinixinc.com/t20mipi) より入手可能です。

エフィニックスについて
プログラマブル製品のイノベーターであるエフィニックス (Efinix®) は、Trion® FPGAプラットフォームによってエッジAIコンピューティングの未来に貢献します。Trion FPGAのコア技術は、従来のFPGAテクノロジーに比べて4倍のPPA (Power-Performance-Area) をもたらす、同社の革新的なクオンタム (Quantum) FPGAテクノロジーです。4Kから200Kのロジックエレメントを提供するTrion FPGAは、超小型パッケージと低消費電力を実現し、量産に適した価格設定になってます。統合開発環境 (Integrated Development Environment) ツールであるエフィニティ (Efinity®) は、RTLからビットストリームまで、完全なFPGA設計が可能なパッケージソフトウエアです。PPA (Power-Performance-Area) で高い優位性を備えるTrion FPGAは、カスタムロジック、コンピューティング アクセラレーション、機械学習、深層学習等の用途に最適です。エフィニティを利用することで、顧客はFPGAまたはシステム全体を大量生産を実現するためのクオンタムASICにシームレスに移行することが可能です。

詳しくは、http://www.efinixinc.comをご参照ください。

問い合わせ先:
スティーブ・ストラッツ (Steve Stratz)
リレバンズ・パブリック・リレーションズ (Relevanz Public Relations) エフィニックス担当
206.300.9134
steve@relevanzpr.com

この発表に関する写真はこちらから入手可能です: https://www.globenewswire.com/NewsRoom/AttachmentNg/b284c8d5-d9ad-4f56-8d35-acf8ac8fb541