カリフォルニア州ミルピタス発, Sept. 10, 2021 (GLOBE NEWSWIRE) -- 自動運転重機の世界的リーダーであるセーフエーアイ (SafeAI) は本日、自動運転重機専用に設計された初のオペレーティングシステムであるSafeAI Autonomous Framework (SAF) のリリースを発表した。SAFを利用すると、企業はセーフエーアイの信頼できるインフラストラクチャと業界の専門知識を活用して、自動運転アプリケーション開発を加速し、より安全性と生産性の高い作業現場を従来よりも迅速に構築できる。
オフロード重機業界では、競争力を維持するために自動運転ソリューションの導入が必要だと認識されている。しかし多くの企業では、必要なソリューションをゼロから構築するための時間、リソース、社内の専門知識が不足している。セーフエーアイの新しいオペレーティングシステムであるSAFは、重機業界の企業がこうした課題を克服できるようにする。SAFは、実績のある本番環境に対応したインフラストラクチャを提供し、企業がアプリケーション開発を推進し、自動運転への移行を加速できるよう支援する。
SAFは、世界初の安全認証の取得が可能な包括的なオペレーティングシステムで、重機業界の自動運転用途専用に設計されている。SAFの設計には、優れた移植性と信頼性など、使いやすさと機能性を実現するために、自動運転用途の開発と導入に必要な機能が組み込まれている。MISRA (C:2021およびC++:2008) およびAUTOSARコーディング規約に準じて記述されているため、SAFは各種コンパイラとOSに容易に対応し、組み込み環境やリアルタイム環境で利用できる。SAFのリリースにより、セーフエーアイは技術とリソースの両面で自動運転の障壁を引き下げ、自社内で独自のオペレーティングシステムを設計する場合に必要となる開発期間を最大4年も短縮し、コストを数百万ドルも節約できる。
セーフエーアイ創業者兼CEOのビブラジット･ハルダー (Bibhrajit Halder) は次のように述べている。「当社は、建設や鉱業などの業界で影響力のある自動運転ソリューションを実現できることを実証してきました。今後業界はこの方向に進むと確信しています。しかし、自動運転を迅速に導入するため、企業に十分なリソース、帯域幅、専門知識が必ずしもあるわけではありません。そこでSAFの出番となります。路上自動運転や無人飛行などの業界で、オペレーティングシステムにより開発が推進されてきたのと同様に、SAFは開発スケジュールを何年も短縮して、この業界を有意義な形で前進させるでしょう。」
SAFのリリースに伴い、セーフエーアイは建設や鉱業などのオフロード業界で自動運転の採択をさらに推進する。これらの業界では、労働力不足とプロジェクト遅延のまん延などの課題に長年悩まされてきた。また、こうした課題の解決に自動運転が役立つと認識されながらも、企業は高い (時として法外な) コストと技術的な参入障壁に直面している。SAFは、これらの課題に直接対処して、既製の基盤を提供することにより、業界の進捗を数年も繰り上げ、企業が独自の自動運転アプリケーションの開発を活性化し、利益を早期に得ることができるようにする。
この業界初のプラットフォームは、セーフエーアイがオフロードでの自動運転技術導入を加速するという使命に継続的に取り組み、1年で大幅な成長を遂げたことを受けてリリースされた。今年初めに、セーフエーアイは、世界最大の鉱業市場であるオーストラリアとカナダへの事業拡大を発表した。また同社は今年、2,100万ドル (約23億1,000万円) のシリーズA資金調達を発表し、研究開発の取り組みを加速し、グローバルでの成長を推進してきた。
セーフエーアイのテクノロジーの詳細や最新情報は、safeai.aiを閲覧されたい。
セーフエーアイについて
セーフエーアイ (SafeAI) は、現代の産業発展に注力する、自動運転重機の世界的リーダーである。同社は、鉱業および建設業界の自動運転用途に重機を改良して、複雑なニーズがあるこの業界の企業の巨大なエコシステムに貢献している。最も高度な、業界専用AIを備えたソフトウェアプラットフォームを構築して、機器の所有者が既存の機械を自動運転ロボット資産に転換できるようにしている。同社は現在、カリフォルニア州の採石場でCAT 725を自動運転している。本社はカリフォルニア州ミルピタスにある。
問い合わせ先
セーフエーアイ担当LaunchSquad
safeai@launchsquad.com
