ニューヨーク州オールバニおよび英国ハンプトン発, July 25, 2023 (GLOBE NEWSWIRE) -- 研究開発・製造業務受託機関のリーダーであるキュリアおよび酵素DNA生産のパイオニアであるタッチライトは本日、キュリアとその顧客にタッチライトのドギーボーンDNA (dbDNA) への能率的なアクセス手段を提供する契約を発表した。この契約により、キュリアの顧客が直ちに利用できるDNA原料の差別化された供給源を追加することで、キュリアのmRNA製造サービスを拡大するものである。この契約の下、タッチライトはキュリアの顧客のためにdbDNAを直接製造する。
キュリアの研究開発担当プレジデントであるクリストファー・コンウェイ (Christopher Conway) は次のように述べている。「キュリアは、生物学的製剤の提供とエンドツーエンドのmRNA製造能力の強化に引き続き取り組んでいます。タッチライトとの提携により酵素DNAが加わることで、弊社のお客様はスケーラビリティと市場投入スピードの面で決定的な利点を手にすることができます。」
タッチライトのdbDNAは、直鎖状、二本鎖、共有結合で閉じられたDNAベクターである。DNAはmRNA療法を行うためのテンプレートとなる。体外転写と呼ばれる単純な酵素プロセスによって、遺伝情報がDNAからmRNAにコピーされる。その後、このmRNAは、病気の治療や予防に使われる正確なタンパク質を作るよう細胞に教えることができる。タッチライトの酵素DNAは、従来のプラスミドDNA生産と比較して、スピード、品質、容量において比類のない利点を提供する無細胞酵素プロセスで生産される。
タッチライトのCEOであるキャレン・ファレン (Karen Fallen) は次のように述べている。「重要な出発材料としてのdbDNAへのアクセスをさらに拡大するために、キュリアと協力できることをたいへん嬉しく思います。dbDNAへの幅広い市場アクセスを可能にするために、CDMOの同業企業と並行して取り組むことは、弊社が注力している重要な要素です。キュリアでは包括的なmRNAソリューションを構築しており、この契約により、両社はより多くの方々に提供するものを拡大できます。」
タッチライトのdbDNAは、広く適用可能で汎用性のある斬新なソリューションであり、バイオプロセシンググレードのプラスミドの提供を補完するものとして、キュリアのmRNA製造能力を向上させる。
キュリアについて
キュリアは、研究開発から商業用の生産に至る製品・サービスを医薬品・バイオ医薬品の顧客に提供する、研究開発・製造業務受託機関のリーダーである。キュリアでは、米国、欧州、アジアの29拠点で約4,000人の従業員が、顧客の好奇心を治療に繋げる展開をサポートしている。詳しくは、CuriaGlobal.comを閲覧されたい。
タッチライトについて
タッチライトは英国ロンドンに本社を置く株式非公開のCDMOであり、遺伝子医薬品の開発を可能にするDNAサービスの提供と酵素的に生産されたドギーボーンDNA (dbDNA™) の製造に注力している。タッチライトは、mRNA、ウイルス性・非ウイルス性遺伝子治療、DNA APIなど、あらゆる先端治療製造のための迅速な酵素DNA開発・製造を提供している。dbDNAは最小限の線状で共有結合的に閉じた構造であり、細菌配列を排除している。タッチライトの革命的な酵素生産プラットフォームは、前例のないスピードとスケール、そして現在の技術では不可能なサイズと複雑さを持つ遺伝子を標的とする能力を可能にする。顧客企業は、前臨床試験から開発、供給、ライセンシング、社内使用のための技術移転までのサポートを受けることができる。
キュリアについての問い合わせ先:
ヴィアナ・バガン (Viana Bhagan)
+1 518 512 2111
corporatecommunications@CuriaGlobal.com
タッチライトについての問い合わせ先:
最高経営責任者キャレン・ファレン (Karen Fallen)
マーケティング責任者ロビン・ボディコート (Robin Bodicoat)
メール: info@touchlight.com
電話: +44 20 8481 9200