ナイジェリアの弁護士ザンナ・ブカル・ムスタファ氏、名誉ある地球市民賞を受賞


ロンドン発, Nov. 13, 2023 (GLOBE NEWSWIRE) -- 国際的に著名な人道主義者、慈善家であり、孤児や恵まれない子供たちを対象としたフューチャー・プラウエス (Future Prowess) 財団学校の創設者であるザンナ・ブカル・ムスタファ (Zannah Bukar Mustapha) 氏が、2023年のグローバル・シチズン・アワードの受賞者に選ばれた。 この賞は、スイスの非営利人道支援団体アンダン財団 (Andan Foundation) と提携し、国際的居住・市民権のアドバイザリー会社ヘンリー&パートナーズ (Henley & Partners) が毎年授与しているものである。

この名誉ある賞は、国際社会の改善と支援に向けて並外れた勇気と献身を示した個人を称えるもので、アラブ首長国連邦 (UAE) のドバイにあるシャングリ・ラ・ホテルDIFCで開催された第17回グローバル・シチズンシップ・カンファレンスの祝賀レセプションで授与された。この式典には、政府首脳、政策立案者、一流の学者、個人顧客アドバイザー、ファミリーオフィス、そして多くの裕福な起業家や投資家が出席した。

ムスタファ氏は、2014年4月にナイジェリアの僻地でイスラム過激派組織ボコ・ハラムに誘拐されたチボクの女子生徒100人以上を解放する仲介役として重要な役割を果たし、国際的な#BringBackOurGirlsキャンペーンを引き起こした。 2007年に同氏がマイドゥグリ (ボルノ州の州都であり、ボコ・ハラムの反乱の中心地) に設立した学校は、同氏の目標である地域の和解の証として、紛争双方の子どもたちに教育、食事、制服、医療を無料で提供している。

ヘンリー&パートナーズの会長、アンダン財団の創設者であるクリスチャン・H・ケーリン博士 (Dr. Christian H. Kaelin) は、ムスタファ氏がこの賞の受賞者として最もふさわしく、感動を与える人物であると述べている。 「ムスタファ氏は、ナイジェリア北部での残忍な暴力に苦しめられているすべての避難民や孤児の安全と教育の権利の擁護者として、変革を推進する上でのビジョン、並外れた勇気、革新性を実証しており、彼の行動と展望は、より公正で平和で寛容な世界に向けた貴重な貢献です。 彼は真の 'ゲーム・チェンジャー' であり、紛争双方の子供たちが集まり、同じ屋根の下で学べるよう支援することで、ジェンダー、政治的、宗教的な隔たりの架け橋となっています。 この世界はザンナ・ムスタファのような人物をもっと必要としているのです。」

グローバル・シチズン・アワードの選考プロセスは、グローバル・シチズン・アワード委員会の多数決に基づいて行われる。 賞自体は、イタリアを代表するアーティスト、アントニオ・ノセラ (Antonio Nocera) がデザインした特注の彫刻メダル、グローバル・シチズン・アワード委員会の委員長のサインが入った賞状、および賞金25,000米ドル (約378万円) で構成され、受賞者の人道的活動の支援に充てられる。 また、ヘンリー&パートナーズは、受賞者と1年間密接に連携し、受賞者の活動に対する認知度を高め、世界で40を超える事務所のネットワークを通じて、選ばれたプロジェクトを支援することを約束する。

Global Citizen Awardは、創設以来、多くの卓越した個人を表彰してきた。 最初の受賞者は、難民人道支援プロジェクトシー・ウォッチ (Sea-Watch) を立ち上げたドイツの企業家ハラルド・ヘップナー (Harald Höppner) 氏である。 これまでの受賞者には、アフリカ最大の災害救援団体、ギフト・オブ・ザ・ギバーズ (Gift of the Givers) 基金の創設者であるイムティアズ・スーリマン博士 (Dr. Imtiaz Sooliman) や、ヒューマナイズド・インターネット (The Humanized Internet) の共同創設者であるモニーク・モロー (Monique Morrow) 氏がいる。これは、法的な身元を証明できない世界の推定11億人に希望をもたらすことを目的としたデジタル・アイデンティティ・プロジェクトである。 パシフィック・リンクス財団 (Pacific Links Foundation) の共同設立者兼理事長であるディエップ・ブオン (Diep Vuong) 氏の場合は、東南アジアでの人身売買によって奴隷にされている人々の権利を求めるキャンペーン活動が評価され、またパドレイグ・オマリー教授 (Prof. Dr. Padraig O’Malley) は、イラク、北アイルランド、南アフリカにおける紛争解決と和解への取り組みが評価され、グローバル・シチズン・アワードを受賞した。

ムスタファ氏は、自身の業績を認めてくれたヘンリー&パートナーズとアンダン財団に感謝し、次のように述べた。「地球規模のデータ領域における人類の相互のつながりは、今や否定できないものであり、無限の可能性を秘めた広大な領域を構成しています。 対照的に、人種、民族、そして国民の間の結束はますます希薄になってきています。 これを改善できるのは、グローバル・シチズンシップしかないのです。」 

報道関係者向けの問い合わせ先:

サラ・ニクリン (Sarah Nicklin)

グループ広報部長

sarah.nicklin@henleyglobal.com

携帯電話:+27 72 464 8965

この発表に関する写真は、http://www.globenewswire.com/NewsRoom/AttachmentNg/73067ec7-8285-4333-849a-48dc9724ce41で閲覧できる。