ニューラルステム、取締役会メンバー2名の新任を発表


日メリーランド州ジャーマンタウン, Sept. 27, 2017 (GLOBE NEWSWIRE) -- 神経疾患用の新規治療を開発中のバイオ医薬品会社、ニューラルステム (Neuralstem, Inc.、NASDAQ:CUR) は本日、ツァン・チョウ (Zhang Zhuo) およびクリスティーナ・シマ薬学博士 (Cristina Csimma、PharmD、MHP) を2017年9月18日付けで取締役会メンバーに任命したことを発表した。

ニューラルステムの会長兼CEO、リッチ・デイリー (Rich Daly) は次のように述べている。「ツァン氏とシマ博士を取締役会に迎えられることを嬉しく思っています。ツァン氏は、2016年12月の2千万ドル (約22億4,000万円) の戦略的投資に関連して同意されたとおり、ティエンジン・ファーマシューティカルズ (Tianjin Pharmaceuticals) によって任命されました。ティエンジンからの過去1年間のサポートに大変感謝しています。画期的な幹細胞とスマート分子プラットフォームの研究開発において、ティエンジンのような大手多国籍製薬会社とさらに協力していけることを楽しみしています。

シマ博士はバイオ医薬品業界における数十年にわたるシニアリーダーシップの経験と、医薬品開発における豊かなノウハウを弊社にもたらします。企業運営、資本調達についてのインサイトも、変革期にあるニューラルステムにとって極めて貴重です」

ツァン氏は2011年にティエンジン・ファーマシューティカルズに入社し、国際協力担当バイスディレクターを務めている。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスの理学修士号、オークランド大学 (ニュージーランド) の経済・国際事業専攻の商業学士号を持つ。

クリスティーナ・シマはエクソニクス・セラピューティクス (Exonics Therapeutics) の取締役会の専務会長であり、ジュニパー・ファーマシューティカルズ (Juniper Pharmaceuticals) の取締役会メンバーおよび報酬・任命・コーポレートガバナンス委員会メンバーを務めている。また、スキャンポ・ファーマシューティカルズ (Sucampo Pharmaceuticals)、筋ジストロフィー協会ベンチャーフィランソロピー科学アドバイザリー委員会 (Muscular Dystrophy Association Venture Philanthropy Scientific Advisory Committee)、国立保健研究機構 (National Institutes of Health、NIH) のニューロネクスト・ネットワーク (NeuroNext Network) のエグゼクティブオーバーサイト委員会、NIHブループリント・ニューロセラピューティクス・ネットワーク (Blueprint Neurotherapeutics Network) の外部オーバーサイト委員会、ハーバードおよびブリガム・アンド・ウィメンズ病院 (Harvard and Brigham and Women's Hospital) のMRCTセンター外部アドバイザリー委員会、ロックフェラー大学ロバートソン治療開発基金 (Rockefeller University Robertson Therapeutic Development Fund) のレビュー委員会、治療のためのTREAT-NMDアドバイザリー委員会 (TREAT-NMD Advisory Committee for Therapeutics、TACT) を含めた諮問委員会のメンバーでもある。以前は、フィテッセ (Vtesse、スキャンポ・ファーマシューティカルズが2017年3月に買収) の取締役会メンバーのディレクター、サイダン (Cydan) の取締役会メンバーのディレクター兼社長・創業者CEO、ヴィルダンテ・ファーマシューティカルズ (Virdante Pharmaceuticals Inc、モデルナ (Moderna) が買収) の医薬品開発担当バイスプレジデント、クララス・ベンチャーズ (Clarus Ventures LLC) のプリンシパルを務め、ワイス (Wyeth、現ファイザー (Pfizer)) の臨床開発・トランスレーショナルリサーチ、ジェネティクス・インスティテュート (Genetics Institute)、ダナ・ファーバー癌研究所 (Dana Farber Cancer Institute) に勤務した。

シマ博士は、マサチューセッツ薬科・医療科学大学 (Massachusetts College of Pharmacy and Allied Health Sciences) の薬学博士号および科学学士号 (薬学専攻) およびノースイースタン大学 (Northeastern University) の修士号 (医療従事専攻) を持つ。

ニューラルステムについて
ニューラルステム (Neuralstem, Inc.) は、医療上のアンメットニーズが大きい神経疾患のための新規治療を開発している臨床段階向けバイオ医薬品会社である。「NSI-189」は、大うつ病性障害 (MDD) の治療用の臨床開発段階、アンジェルマン症候群、放射線に起因する認知障害、1型・2型糖尿病、および脳梗塞の治療用の前臨床開発段階の小分子である。

「NSI-566」は、脳梗塞、慢性脊髄損傷 (cSCI)、筋萎縮性側索硬化症 (ALS) に起因する麻痺の治療のために試験中の幹細胞療法である。ニューラルステムの多岐にわたる製品候補ポートフォリオは、同社独自の神経系幹細胞テクノロジーに基づくものである。

将来の見通しに関する記述についての注意事項
本ニュースリリースには、1995年米国民事訴訟改革法 (Private Securities Litigation Reform Act of 1995) の「セーフハーバー」規定に定義する「将来の見通しに関する記述」に該当する情報が記載されている。このような将来の見通しに関する記述は、過去ではなく将来の出来事に関するものであり、多くの場合は、「予想」、「見込み」、「意図」、「計画」、「確信」、「追求」、「将来行う」などの言葉で識別可能である。将来の見通しに関する記述には、本質的にある程度不確実性が存在する。実際の結果において、将来の見通しに関する記述に記載されている内容とは重大な差異が生じる特定のリスクや不確実性には、製品候補の開発および商業化に伴われるリスク、治験結果や規制当局による承認や許可、将来的な資本の必要性、協力者に対する依存性、知的財産権の維持などの不確実性が含まれている。実際の結果は、将来の見通しに関する記述で予測されている結果と大きく異なる場合がある。ニューラルステムの結果に影響する可能性のある要因やその他のリスクや不確実性についての詳細情報は、米国証券取引委員会 (SEC) に提出された2016年12月末日までの1年間についてのフォーム10-K年次報告書、2017年6月末日までの3カ月間および6カ月間についてのフォーム10-Q、およびSECに提出されたその他の報告書など、随時ニューラルステムの定期的報告書に記載されている。同社は将来の見通しについての記述を更新する一切の義務を持たない。

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