ライト社、ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびライカカメラから、1億2,100万ドルを調達


カリフォルニア州パロアルト発, July 19, 2018 (GLOBE NEWSWIRE) -- 先進コンピュテーショナルイメージングのリーダーであるライト (Light) は本日、ソフトバンク・ビジョン・ファンド (SoftBank Vision Fund) が率いる1億2,100万ドル (約136億円) のシリーズD資金調達ラウンドを発表した。著名なライカカメラ (Leica Camera AG) もこの資金調達に参加した。ライトの画期的なイメージングプラットフォームは、高度なアルゴリズムを使用して複数のカメラモジュールからの画像を単一の高品質画像に結合し、高精度の3Dの奥行抽出を可能にし、機械に人間のような視覚を与える。

ソフトウェア定義のカメラの時代が到来した。

現在、ポケットサイズのコネクテッドカメラが、3次元で超繊細に世界を再構成することができ、特別なセンサーを必要とせずに車が周囲の物体を感知することができ、ロボットがこれまで困難であった針に糸を通す作業を自律的に行うことができる。

ライトによる極めて高精度の奥行マッピングを使用して、拡張現実を含む幅広いアプリケーションのために豊かで複雑な環境を作成することができる。

ライトでは、この新たな資金提供により、セキュリティ、ロボティクス、自動車、航空、工業用イメージングアプリケーションなど、コンシューマー向けの写真撮影以外にもイメージングプラットフォームを拡張することができるようになる。今年中に、ライトの技術を組み込んだ初の携帯電話が世界中の消費者に提供されるようになり、モバイルでの写真撮影に対する期待を大きく変貌させる。

ライトのCEOおよび共同創業者であるデイブ・グラナン (Dave Grannan) は次のように述べている。「ライト社の技術は、複数の小型で基本的なカメラモジュールと非常に強力なソフトウェアを組み合わせることで、価格も重量も桁違いのカメラに匹敵する画像を生成できる、画期的な発想です。しかしまだその第一歩を踏み出したにすぎません。戦略的投資家であるソフトバンク・ビジョン・ファンドの支援を受けることで、このテクノロジーが私たちが想像していたよりも早く、世界に広まることになるでしょう。」

ソフトバンク・インベストメント・アドバイザーズ (SoftBank Investment Advisers) のパートナーであるアクシェイ・ネヘタ (Akshay Naheta) は次のように述べている。「ライトは、コンピュテーショナルイメージングの世界的リーダーです。機械的な複雑さを洗練されたデジタルで代用することにより、従来のカメラの寸法、重量、およびコストを大幅に削減することができました。このことにより、インテリジェントなイメージングアプリケーションの新時代への道が切り開かれました。当社では、これらのテクノロジーを他のデータリッチなイメージングプラットフォームにも普及させる機会を活用すれば、ライトがモバイルイメージングの世界に大革命をもたらすことができると確信しています。この野心を実現するために、チームをサポートできることを嬉しく思います。」
ライカカメラの監督委員会の会長であるアンドレアス・カウフマン博士 (Dr. Andreas Kaufmann) は次のように述べている。「ライカのブランドは、技術のリーダーシップ、精密工学、そして職人技の長い伝統に基づいています。1996年に初のデジタルカメラが誕生して以来、ライカはデジタル写真技術の進化の道を切り開いてきました。コンピュテーショナルフォトグラフィの急速な発展がみられる中で、ライト社のイノベーターと提携することにより、ライカがコンピュテーショナルフォトグラフィの時代にもその卓越した伝統を維持することができます。」

ライトのCTO兼共同創業者であるラジブ・ラロイア博士 (Dr. Rajiv Laroia) は次のように述べている。「世界を代表するカメラブランドの支持を得られたことを大変光栄に思います。ライカとのコラボレーションの素晴らしい可能性について大変うれしく思っています。」

ソフトバンク・ビジョン・ファンドの投資は、一定の条件下でトランシェ形式で行われる。

「ラックス・キャパシタ (Lux Capacitor) 」カメラ制御チップやマルチ画像処理用の「ポーラー・フュージョン・エンジン (Polar Fusion Engine) 」など、ライトの基礎技術は、スマートフォン、セキュリティ、自動車、ロボティクス、ドローンなどのアプリケーションでの使用のためにライセンシングされている。ライトの強力なテクノロジーを導入する機会について詳しくは、以下を閲覧されたい。www.light.co/solutions

ライトについて
ライト (Light) は、ソフトウェア定義のカメラの時代を定義している。洗練されたコンピュテーショナルプロセスによって駆動されるソフトウェア定義のカメラは、費用対効果の高いグローバル規模で、インテリジェントで高品質のイメージングを実現する。ライトの最初の製品であり、受賞歴を誇るL16カメラは、一世紀にわたり写真家たちを悩ませてきた品質と利便性のジレンマを解決している。ラックス・キャパシタ (Lux Capacitor) カメラ制御チップやマルチ画像処理用のポーラー・フュージョン・エンジン (Polar Fusion Engine) など、ライトの基礎技術は、スマートフォンをはじめとしたさまざまなアプリケーションでの使用のためにライセンシングされている。ライトについて詳しくは、www.light.coを閲覧されたい。

ライトL16カメラについて
ライトの受賞歴を誇るL16は、無限の可能性を秘めた小型カメラである。L16カメラは画期的な光学技術と洗練されたコンピュテーショナルイメージングエンジンを組み合わせ、どこでも素晴らしい写真を撮影できる。L16カメラは、小型で直感的なコネクテッドエクスペリエンスで、最大52メガピクセルの画像解像度、5倍の光学ズーム、暗い場所でも抜群の性能、クリエイティブなフォーカスコントロール、撮影後の奥行の効果を提供している。L16および、世界中で注目を浴びている写真は、www.light.co/cameraで閲覧可能である。

ライカカメラについて
ライカカメラ (Leica Camera AG) は、国際的に事業を展開するプレミアムセグメントのカメラおよびスポーツ光学製品のメーカーである。ライカ・ブランドの伝説的な地位は、レンズ構築における卓越した伝統に基づいている。革新的な技術との組み合わせにより、ライカの製品は視覚と知覚の世界のあらゆる状況において、より良い画像を保証し続けている。ライカカメラは、ドイツ・ヘッセン州のヴェッツラーに本社を構え、ポルトガルのヴィラ・ノヴァ・デ・ファマリカンに第2の生産拠点を有し、オーストラリア、中国、フランス、イタリア、日本、スイス、シンガポール、韓国、英国、米国で支社を運営している。近年は、革新的な新製品により発展を遂げている。

広報関係の問い合わせ先
ライト (Light)
press@light.co
ライカカメラ (Leica Camera AG)
jane.cui@leica-camera.com