タシェント社、NECとタノ・キャピタル率いるシリーズbラウンドで1,950万ドルを調達

マルチモーダル生体認証の発展が資金調達によって加速する


カリフォルニア州ロスガトス発, Aug. 29, 2018 (GLOBE NEWSWIRE) -- 生体認証の業界リーダーであるタシェント (Tascent, Inc.) が、NECコーポレーション (NEC Corporation) とタノ・キャピタル (Tano Capital) が率い、ミン・アイク・テクノロジー (Min Aik Technology Co., Ltd.) も参加するシリーズB資金調達ラウンドで1,950万ドル (約21億7,000万円) を調達した。今回調達された資金は、タシェントの生体認証製品とソリューション、およびグローバル拠点の拡大に使用される。

タノ・キャピタルのマネージング・ディレクターであるチャック・ジョンソン (Chuck Johnson) は次のように語った。「生体認証のグローバル市場は驚異的な成長を遂げています。安全性やセキュリティを高め、カスタマーエクスペリエンスを改善し、企業の効率を実現する生体認証製品やソリューションを提供するうえでタシェントはユニークな立場にあると当社は考えています。」

タシェントのデバイス、ソフトウェア、サービスでは、正確でありながら使いやすい方法で本人確認を行うための顔、光彩、指紋の認証を活用している。グローバルに事業を展開し、毎年数千万の人々にサービスを提供している同社製品は、旅行関連、エンタープライズアクセス、従業員のID確認、政府サービスなど、様々な場面でのセキュリティや有用性の適用を促進している。

NECの執行役員常務である山品正勝 (Masakazu Yamashina) は次のように語った。「NECは長きにわたり、業界をリードするソリューションでマルチモーダル生体認証のメリットを届けてきました。テクノロジーのイノベーション、ソリューション開発、製品デザインにおけるタシェントの専門知識は、NECの生体認証市場でのさらなる成長を支援すると期待しています。」

タシェントの創業者兼共同CEOであるジョウイー・プリティキン (Joey Pritikin) は次のように語った。「生体認証におけるイノベーションを実現する、心躍る時代の到来です。正確かつ直感的なソリューションであるため、生体認証は私たちの日常生活の重要部分を占めるようになっています。テクノロジー、販売、サポートの面におけるグローバルなパートナーシップが当社の成功の中心的役割を果たし、シリーズB資金調達ラウンドでNECとミン・アイクが参加することにより、タシェントの将来の成長を牽引することになるでしょう。」

タシェントについて
タシェント (Tascent, Inc.) は、生体認証の技術を用いて、「コネクテッド」の世界において、人々や取引の摩擦のないフローを実現している。直感的なハードウェアやソフトウェア、サービスを生み出すことに注力し、オーダーメイドの身元確認ソリューションのための包括的な機能を提供している。パートナーシップを通じて、旅行、金融サービス、発券、イベント、職場へのアクセス、政府サービス、人道的努力に、信頼できる身元確認の強みをもたらしてプラスの影響を与えている。

生体認証企業の多くが、複雑で直感的でないシングルモーダル製品を提供しているなか、タシェントはパートナーに対し、使いやすいながらも堅牢なマルチモーダル生体認証システムを簡単に統合し展開できるようにしている。現在、同社の生体認証ソリューションは、毎年数千万の人々にサービスを提供し、きわめて困難な環境にも対応している。重大でありながらルーチン化された身元確認プロセスに対するアンメットニーズに対処できる製品を革新して生み出すことに全力を尽くし、人々の生活をよりシンプルで容易なものにしている。

カリフォルニア州シリコンバレーに本社を構え、ワシントン市、ドバイ、ロンドン、シンガポールのオフィスを通じて世界中の顧客やパートナーをサポートしている。www.tascent.com


            

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