ドイツ・ヴァルドルフ発, June 28, 2023 (GLOBE NEWSWIRE) -- 金融サービスソフトウェア ソリューションおよびプラットフォームの世界的大手プロバイダーであるSAPフィオニアが、フィオニアSMEバンキングエディション (Fioneer SME Banking Edition) の発売を発表した。 このソリューションにより、銀行やネオバンクは、歴史的に十分なサービスが提供されていない市場セグメントである中小企業 (SME) の金融ニーズに合わせて、デジタルファーストかつデータ主導のアプローチで銀行業務機能を提供することが可能となる。
中小企業セクターは世界経済の重要な構成要素であり、英国とEUの企業の99%を占め、それぞれ約1640万人および約8400万人を雇用している*。GDPと労働力のかなりの部分を占めているにもかかわらず、中小企業は伝統的に、関連するリスクとコストが高すぎるとみなされ、独自のニーズを満たす金融サービスにアクセスし、業績を伸ばすのに苦労してきた。
フィオニアSMEバンキングエディションは、銀行をオープンバンキング、中央企業レジストリ、電子商取引、エンタープライズ リソース プランニング (ERP) データなどの外部データソースに接続することでこれらの課題に対処し、中小企業が優位に立つための大きな助力となる実用的な洞察を形成する。 これにより、中小企業のキャッシュフローが明瞭化し、銀行側がそれを把握できるようになるため、銀行の提供するサービスの多様化 (スマートな資金調達オプションなど) や、提供先となる企業数そのものの増加にもつながる。
ユニークなエンドツーエンドのソリューションとして、フィオニアSMEバンキングエディションはフロントツーバックの機能をカバーし、あらゆるコア バンキングシステムとシームレスに統合する。 これにより、銀行はローンや預金など従来の銀行商品を超えたサービスの提供が可能となる。 銀行は、組み込みサービスや中小企業向けの強力な財務アドバイスを直接提供することで、提供範囲を拡大することができる。 このソリューションは簡単に統合可能で、事前設定されたAPIを介してエコシステムに接続できる。
SAPフィオニアのバンキング部門マネージング ディレクターであるチャーリー・プラット (Charlie Platt) は、この立ち上げについて次のように述べている。「中小企業は経済の生命線であり、中小企業がふさわしい金融サービスにアクセスできることが重要です。 当社のSMEバンキングエディションを通じて、銀行は中小企業向けに、商業的に実行可能でユニークな、より優れたバンキング エクスペリエンスを提供できるようになり、困難な経済環境においてもこれらの企業が優位に立てるように支援できるようになります」。
「フィオニアSMEバンキングエディションの導入により、銀行と中小企業とのやり取りが大幅に強化されます。 実証済みのテクノロジーを利用して、当社はダイナミックな経済情勢の中で銀行が中小企業により良いサービスを提供できるよう支援しています。 B2C市場からインスピレーションを得て、私たちは銀行が中小企業向けに提供するサービスを向上できるよう支援しています」とSAPフィオニアのCEOであるディルク・クルーゼ (Dirk Kruse) は付け加えている。
SAPフィオニアについて
SAPフィオニアは、金融サービスソフトウェアソリューションおよびプラットフォームの世界有数のプロバイダーを目指し、世界的なテクノロジー リーダーであるSAPと起業家投資家であるデディク (Dediq) との合弁事業として2021年に設立された。 SAPフィオニアは、広範なパートナーのエコシステム、800を超える金融サービス顧客、1000人を超える従業員を擁し、ヨーロッパ、北アメリカ、ラテンアメリカ、中東、アジア太平洋の17ヵ国に拠点を置くグローバルビジネスを展開している。
スタートアップ企業のスピードと機敏性と、クラス最高のソフトウェア会社の実証済みの機能を組み合わせることで、SAPフィオニアは、デジタル ビジネス イノベーション、クラウド テクノロジー、銀行業務と保険プロセスをエンドツーエンドでカバーするソリューションを通じて、銀行、保険会社、挑戦者がスピード、拡張性、コスト効率のニーズに応えられる運営をし、変革・成長することを可能にする。
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