- 同社の先進的な電子制御およびパッシブダンパーは、OEM企業による優れたドライビング体験の提供を支援
- 革新的なコールドスタートサーマルユニット技術により、欧州委員会が提案する排ガス規制「ユーロ７（Euro 7）」への極めて効果的でコスト効率の高い道を示す
- 最先端の保護ソリューションにより、EVおよび ICE用途での安全性・信頼性を強化
イリノイ州ノースビル, Oct. 26, 2023 (GLOBE NEWSWIRE) -- クリーンエア製品などの世界的メーカー、テネコは、2023年10月26日から11月5日まで東京ビッグサイト（東京国際展示場）で初開催されるジャパンモビリティショーで、小型乗用車、商用トラックなどに向けた製品の最新テクノロジーを紹介する。ジャパンモビリティショー（旧：東京モーターショー）では、最新の乗用車および商用トラックのモデル、オートバイ、部品、工具、タイヤ、電装アクセサリーが展示・紹介され、開催期間には最大100万人の来場者が見込まれる。テネコの展示エリアは、東京ビッグサイト会場のWest Hall（西）のW4110。
テネコは、よりクリーンで効率的かつ信頼性の高い車両性能を提供するために設計された、一連の最先端ソリューションを紹介する。これには、同社のMonroe Ride Solutions事業グループの提供する高度な電子およびパッシブサスペンション技術、テネコ Clean Air事業グループの革新的な排出ガス後処理ソリューション、そして、輸送、産業、防衛、エレクトロニクス、その他の用途向けの保護スリーブおよびシールドソリューションを開発・製造するテネコSystems Protection事業が提供する新製品が含まれる。
「最新のモビリティソリューションは、環境保護にも貢献しながら、ユーザーが運転の利便性、快適さ、楽しさを体験する方法に大変革をもたらしています」とテネコMonroe Ride Solutionsのグループ副社長兼ゼネラルマネージャーのロマン・ノレ （Romain Nollet） は述べている。「私たちは、世界をリードする自動車業界のOEMと提携してこの変革に貢献し、実現するテネコの実績に自信を持っています。このエキサイティングな新しいショーにご来場いただくすべての方々に、ぜひテネコの展示エリアに足を運んでいただき、最新のイノベーションを直接見ていただくことをお勧めします。」
同社は、主要な自動車OEMによってすでに広く導入されている複数のテクノロジーと、新たに浮上している顧客ニーズに対応するために設計された、以下に挙げる、次世代の市場対応ソリューションに焦点を当てている。
Monroe Ride Solutions
テネコMonroe Ride Solutions事業では、世界で最も使用されている電子サスペンションシステムの1つである、Monroe Intelligent Suspension CVSAe技術など、OEMが新たなレベルの顧客満足度を達成できるよう支援する複数の革新的なソリューションを展示する。CVSAe技術は、すでに多くの乗用車モデルで利用可能であり、変化する道路状況に途切れなく適応する電子ダンパーが機能し、最適なハンドリングと快適なドライビングを実現する。ドライバーは、あらゆる走行環境に合わせて、コンフォート、スタンダード、スポーツから好みのサスペンション設定を選択できる。CVSAe技術は、その卓越した調整力と最小限の電力消費により、電気自動車の最新モデルにおいて主要な選択肢となっている。
テネコはまた、Monroe OE Solutionsのモノチューブおよびダブルチューブ パッシブショックアブソーバーの包括的ポートフォリオも展示の目玉とし、これらには複数の多用途に対応するバルブ技術が搭載され、乗用車、商用トラック、バスのほぼすべてのタイプの車両で優れた乗り心地とハンドリング特性を提供できるようOEMを支援している。
Monroe Intelligent Suspensionの詳細は こちらを、Monroe OE Solutions（パッシブ）サスペンション技術の詳細は こちらをクリックして参照されたい。
Clean Air
展示会では、テネコの革新的なCold Start Thermal Unit (CSTU) も紹介。この技術は、乗用車、小型車、商用車の後処理システムに不可欠な一体型熱源を提供し、OEMが、ますます厳しくなる排ガス基準を満たすことを可能にする。ガソリンおよびディーゼル車両向けに利用可能なCSTU技術は、特に排出ガス規制の主な原因である初期エンジン始動時と長時間のアイドリング時の両方で、エンジン動作の全範囲にわたって触媒性能を維持するために必要な熱エネルギーを直接的かつ効率的に提供することで、今後の「Euro 7」の要件に対応する。
CSTU技術は、他の排出ソリューションに比べて複雑さとコストを軽減する上、エンジンが後処理システムの動作をサポートする度合いを軽減し、性能とCO2排出量に関してエンジンの継続的な最適化への道を開いている。
また、トヨタ GR86とSUBARU BRZに搭載する軽量SARD Su-Z Stainless Muffler Type II も見逃せない。テネコが株式会社サード （SARD Corporation） 向けに設計・製造したこの人気の高いマフラーは、エッジの効いたサウンドと優れた流量特性を兼ね備えている。
こちらをクリックして、テネコのClean Air事業グループの技術と性能の詳細を参照されたい。
Systems Protection
テネコのSystems Protection事業は、EV市場向けの熱暴走バッテリー保護製品の新製品ラインと、配電システムや冷却システムに見られる摩耗や故障、その他の過酷な環境からの最適な保護を提供する、主要かつ革新的な製品を展示する。展示製品には以下が含まれる。FyreJacket™ 1650 ー EV用途において極めて優れた絶縁保護を維持しながら、熱暴走に対する優れた保護を提供するように特別設計された被膜付きテキスタイルスリーブ。Protexx-Shield™ 7005 ー EVバッテリーパック内の伝播防止保護性能を提供する、薄くて柔軟な遮熱および防火シールド。Textalu™ 1202 ー 過酷な環境で絶縁保護、火災抑制、熱抵抗性を発揮するよう設計され、革新的なシリコーン被膜を施したグラスファイバー繊維。CrushShield™ 2442 ー 電気ケーブルに優れたカットスルーと衝撃保護を提供する自動巻き付けスリーブ。FlexGuard™ LD ー 自動車用途で効果的な摩耗保護と耐熱性を発揮する、軽量で柔軟なスリーブ。
テネコSystems Protectionソリューションは、小型自動車、商用車、航空宇宙、鉄道、防衛、産業市場の幅広いOEMおよびその他の顧客によって使用されている。詳しくはこちらをクリックして参照されたい。
テネコについて
テネコは、OEMおよびアフターマーケット顧客向けの自動車用製品の設計、製造、販売を行う、世界有数の企業である。DRiV、Performance Solutions、Clean Air、Powertrainの各事業グループを通じて、小型自動車、商用トラック、オフハイウェイ車両、産業用車両、モータースポーツ、アフターマーケット向けのテクノロジーソリューションを提供することで、世界的なモビリティの進歩を推進している。
詳しくは、www.tenneco.comを参照されたい。
問い合わせ先：
シモネッタ・エスポージト （Simonetta Esposito）
メディア広報窓口
テネコ
Sesposito@driv.com
この発表に関する写真はこちらで入手可能 :
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