キング・ファイサル・スペシャリスト病院・研究センター (KFSH&RC)、ロボット心臓手術400件で驚異の98%生存率を達成


サウジアラビア・リヤド発, July 06, 2024 (GLOBE NEWSWIRE) --  キング・ファイサル・スペシャリスト病院・研究センター (King Faisal Specialist Hospital & Research Centre) (KFSH&RC) が、2019年2月に開始したロボット心臓手術プログラムで重要なマイルストーンを達成した。 同プログラムでは、最初の1年間で105件の心臓手術を行った。 今日までに、ロボット心臓手術400件が実施され、驚異の98%生存率を達成した。

キング・ファイサル・スペシャリスト病院・研究センター (KFSH&RC) は、ロボット工学を活用して患者ケアを変革し、手術の精度を高めることで、医療革命をリードしている。 ロボット手術のトップ病院の1つとして認められ、豊富な専門知識と画期的な成果を蓄積し、世界舞台での地位を固めている。

KFSH&RCのロボット手術への取り組みは2003年に開始された。 その後、機器が第4世代に進化し、泌尿器科、心臓病学、移植、一般外科など、さまざまな専門分野でロボット手術実施件数が大幅に増加した。

このプログラムは世界的に認められており、米国以外ではロボット心臓手術件数が最も多く、ダビンチロボティクス (Da Vinci Robotics) のトレーニング子会社であるアメリカン・グローバル・メディカル・サージカル・ロボティクス (American Global Medical Surgical Robotics) (GMSR) によると、世界トップ5にランクされている。 KFSH&RCのロボティクス・カーディアック・プログラム (Robotics Cardiac Program) は、ロボット大動脈弁置換術 (AVR) の2番目のスタートアッププログラムであり、世界でも有​​数のプログラムとして認められている。

心臓手術の中でも最も複雑な症例のいくつかに対応していることで有名なこのプログラムには、18歳未満の小児の手術も含まれており、これはロボットを使用して実施している世界の他の病院では見られない偉業となっている。 このプログラムの複雑さと卓越性は、病的肥満の患者や再手術が必要な患者など、リスクの高い患者の扱いによってさらに実証されている。 特に、KFSH&RCは3回の再手術が必要な心臓患者に対してロボット手術を実施しており、これは米国のどの病院も匹敵することができない成果となっている。

KFSH&RCは、ロボットによる多弁手術やロボットによる大動脈弁置換術などの革新的な心臓手術を導入し、この分野で新たな高みを達成した。 ロボットによる心臓手術のこれらの進歩により、患者の転帰が大幅に改善され、従来の方法と比較して、輸血、人工呼吸器の使用時間、入院期間が50%以上削減され、コストが40%削減された。 ドイツ、米国、その他の国でのプログラムの監督およびトレーニングの取り組みにより、KFSH&RCのロボット心臓手術における国際的な影響力と専門知識はさらに強化されている。

2024年の『ブランドファイナンス』誌のランキングによると、キング・ファイサル・スペシャリスト病院・研究センターは、世界の学術医療センタートップ250のリストで2年連続で中東・アフリカ地域で1位、世界で20位にランクされ、サウジアラビアと中東で最も価値のあるヘルスケア ブランドとして認められていることは注目に値するものである。 さらに同年、『ニューズウィーク』誌によって世界最高の病院250にランクされている。

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