日機装クリーンエネルギー & 産業ガスグループ (Nikkiso Clean Energy & Industrial Gases Group、Nikkiso CE&IG)、欧州の生産能力倍増を発表

Temecula, California, USA



カリフォルニア州テメキュラ発 , Sept. 04, 2024 (GLOBE NEWSWIRE) -- 日機装株式会社 (Nikkiso Co. Ltd.) の産業事業部門に属する日機装クリーンエネルギー & 産業ガス (グループ) は8月29日、ドイツ・ザクセン州ヴルツェンで製造事業拡張の起工式を行った。 この増設により、欧州における同グループの生産能力はほぼ倍増することになる。

この増設スペースにより、同グループは既存の炭素回収事業をベースに、クライオジェニックポンプアセンブリー、熱交換器、水素燃料スキッドの新たな生産能力を獲得し、水素燃料ステーション、LNG・アンモニア・ターミナル、水素製造プラントなどのクリーンエネルギー事業で使用される極低温装置やプラントソリューションの市場需要に応える予定だ。

日機装CE&IGのピーター・ワグナー (Peter Wagner) 取締役会長は、次のように述べている。「日機装は、低炭素エネルギーソリューションの市場環境がますます好転していることから、クリーンエネルギー市場の需要に対応するための投資を行い、ドイツでの事業を拡大しています」。

欧州における製造施設と生産能力を拡大することで、同グループは地域間で知識と専門技術を共有するとともに、現地の労働者に高賃金の雇用を提供することができ、短期的には約20%の成長、長期的にはさらなる成長が見込まれる。

日機装CE&IGのエイドリアン・リッジ (Adrian Ridge) 最高経営責任者 (CEO) は、次のように述べている。「日機装は、極低温産業において他の追随を許さない豊富な経験を有しています」。 「ヴルツェンの施設は、欧州における日機装の製造拠点として、ノイエンブルクのカスタマーセンターを補完する予定です」。

ザクセン州のミヒャエル・クレッチマー (Michael Kretschmer) 首相は、次のように述べている。「ヴルツェンにおける日機装の施設拡張は、ザクセンが国際的な投資家にとっていかに魅力的なビジネス拠点であるかを示す、先見性のある投資です。 生産能力の倍増は、私たちが誇るべき信任の証です。 今回の決定により、日機装は、ザクセン州が今後数十年に渡って頼りにしていきたい水素経済の重要な一翼を担うことになるでしょう。 クリーンエネルギーとイノベーションの方向に向けたこの協力関係を共に強化できることを嬉しく思います。 これはビジネス拠点としてのヴルツェンとザクセン州にとって喜ばしいことです」。

施設の運営は、2025年前半の事業拡張完了以降も、引き続き再生可能な太陽光エネルギーで完全に賄われる予定だ。

日機装クリーンエネルギー&産業ガスグループについて

日機装クリーンエネルギー&産業ガスグループは、クリーンエネルギーおよび産業ガス市場向けに極低温機器、技術、アプリケーションの提供においてリーダー地位にある企業である。 22ヵ国で1,700人以上の従業員を雇用しており、米国南カリフォルニアのクライオジェニック・インダストリーズ (Cryogenic Industries, Inc.) が率いる同グループは、日機装株式会社 (TSE: 6376) の完全子会社である 。

報道関係者向けの問い合わせ先

pr@nikkisoceig.com

日機装株式会社について

日機装は1953年の創業以来、時代の変化を先取りし、世界初・日本初の技術や製品で社会課題の解決に貢献してきた。 産業事業では、エネルギー分野の製品、医療事業では血液透析関連製品、航空宇宙事業ではCFRP (炭素繊維強化プラスチック) 航空機構造物の開発により、新たな市場を創出してきた。

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