インド、ハイデラバード発, Feb. 02, 2024 (GLOBE NEWSWIRE) -- 世界的な大手製薬会社のクライアントに最先端のエンドツーエンドの薬物代謝および薬物動態 (DMPK) サービスを提供する、世界的な医薬品開発・製造受託機関 (CRO-CDMO)であるサイ・ライフ・サイエンシズは、DMPK機能を拡張した。この拡張によって、ハイエンドの自動化を可能にする最先端の機器を備えた 25,000平方フィートの最先端のラボが追加される。この拡張に伴い、世界中で豊富な人材を採用し、その結果、チーム規模はほぼ3倍に成長した。
この発表を行った、サイ・ライフ・サイエンシズのCEO兼マネージングディレクターであるクリシュナ・カヌムリ (Krishna Kanumuri) は次のように述べている。「イノベーター企業がサプライチェーンの多様化に注力していることは、弊社のようなインドのCRO-CDMOにとって良い兆候です。弊社のDMPK機能のこの拡張は、大規模で複雑なプログラムに対する弊社の取り組みと意欲、そして世界クラスのDMPKサービスを大規模に提供する準備ができていることを示しています。」
今回の拡張により、吸収、分布、代謝、排泄 (ADME) スクリーニングおよび薬物動態(PK)研究において、高品質のデータと業界をリードする納期を提供するという同社の顧客への継続的な取り組みが強化される。
キーハイライト:
- インビトロ ADME:集中化されたラボ設計。統合されたラボスペースで自動化を使用してアッセイが実行され、速度、スループット、品質が向上する。
- インビボ 薬物動態:動物飼育スペースの拡大。げっ歯類のPK研究をサポートするための処置室と手術室。製剤のスクリーニングと物質バランス/組織分布の研究。
- 生物分析:より高い感度とより短い所要時間でサンプルの生物分析をサポートするための最先端のインフラストラクチャ。インビトロおよびインビボ代謝物同定 (Met ID) 研究が有効になった。
- 毒物学:専用の解剖室と安全フードを備えたスペースの拡張により、免疫組織化学およびトキシコキネティクス (TK) 分析によってサポートされる非GLPのインビトロ安全性およびインビボ毒素研究を実施できる。動物モデルに対する代替のインビトロアプローチに関するさらなる取り組みが進行中である。
- イオンチャネルの生理学と安全性薬理学: 心毒性プロファイリングやイオンチャネルベースの研究をサポートするための手動パッチクランプ設定のための専用ラボ。
最高執行責任者であるサウリ・グドラヴァレティ (Sauri Gudlavalleti) は次のように述べている。「DMPK機能の最新の拡張により、弊社の統合創薬 (IDD) サービスが強化されます。弊社は現在、高度な自動化と最新テクノロジーを備えたDMPKサービスのワンストッププロバイダーとして浮上しています。これに、弊社のワールドクラスのMedChem、生物学、DMPK、毒物学を1つ屋根の下で組み合わせることで、世界中の顧客にエンドツーエンドのIDDサービスを提供する準備がこれまで以上に整いました。」
サイ・ライフ・サイエンシズのDMPKチームは、米国および英国の80を超えるクライアントと協力して、低分子、PROTAC、分子接着剤、ペプチドなどのさまざまな医薬品モダリティの多様な創薬プログラムをサポートしてきた経験がある。
サイ・ライフ・サイエンシズがDMPK機能の拡張を発表している一方で、動物の有効性、PK-PD、安全性研究をサポートするためのビバリウムの拡張も進行中であり、今四半期末までに準備が完了する予定である。さらに、サイ・ライフ・サイエンシズは、発見能力を強化するために、ペプチド、オリゴ、高分子などのニッチ分野に投資する計画を行っている。
サイ・ライフ・サイエンシズについて
サイ・ライフ・サイエンシズは、製薬会社やバイオテクノロジー企業とともに、複雑な低分子化合物の発見、開発、商業化を加速させるフルサービスのCRO-CDMOとして、グローバルに活動している。インド、英国、米国に拠点を置き、3,000人以上の従業員を擁している。サイ・ライフ・サイエンシズは、TPGキャピタル (TPG Capital) とHBMヘルスケアインベストメンツ (HBM Healthcare Investments) という世界的な投資家の支援を受け、非上場企業である。https://www.sailife.com/
本発表に付随する写真はこちらから入手可能:https://www.globenewswire.com/NewsRoom/AttachmentNg/da2219aa-08b7-4543-b7b1-940ae50eeffe